前回、SNSのプレゼントキャンペーンへ応募し、見事当選したことをご報告したが、今回はその時ゲットした『【EMIE】SAMO – 5200mAh 持つじゃなく “飼う” カワイイ犬型のモバイルバッテリー(以下:SAMO)について、実際に使ってみた使用感をレビューしてみる。
「本当に当たるの!?」SNSキャンペーン<前編>~FBのシェアによる応募にチャレンジしてみた―ガジェット通信
『SAMO』ってどんな商品なの?
『SAMO』は海外メーカー『EMIE』の製品で、日本では2014年12月2日より取り扱いを開始しているモバイルバッテリー。
ポイントは見た目のキュートさ・手に収まるコンパクトさにも関わらず、大容量という点だろう。
円筒形のボディの『SAMO』は、名前の由来にもなっている「サモエド」という犬種をモチーフにしたデザイン。
見れば見るほど親しみがわく顔と耳がちょこんと付いているのだが、この耳の部分はバッテリーの充電状態を知らせてくれるインジケーターランプとなっている。
“赤”は満充電のお知らせ。なんでそうなる
実際に使って「えっ!?」っと思ったのがインジケーターランプの表示。
一般的に考えると満充電になれば“青”や“緑”になるというイメージがあると思うのだが、『SAMO』は真逆で満充電になると“赤”になる。そして、充電が少なくなるにつれ“青”→“緑”と色が変化していく。
ちなみに、バッテリーの残量を知りたいときは、背中にある電源スイッチを押すと耳の部分が一瞬点灯するので、この時の色で『SAMO』の残量を把握できる。
あえて言おう。残念なポイントがあるとすれば……
あえて残念なポイントを挙げるとすれば、『SAMO』の充電時もスマートフォンの充電時も、満充電になった時のわかりやすいアクションが無いところだろうか。いっそ「ワン」とでも鳴いて知らせてくれれば、わかりやすいものを。
ちょっとこの辺りの使い勝手が「むむむ」となるが、それ以外は『SAMO』の可愛らしさフィルターも手伝ってかあまり不満は感じない。
そういえば、記者が不器用なだけなのだろうが、ストラップを本体に取り付けるときに内部で引っかかってしまい、テグスのカバーがいとも簡単に剥がれてしまったのは悲しかった。
個人的には満足できる充電量。そこそこ安定感もあり
実際に充電してみると、記者のスマートフォン(WS04SH)では2回ほど充電してまだランプは“青”で余裕があった。5200mAhという容量であれば、大体、「一般的なスマートフォンで2.5回」「iPhoneで3回」というのが、目安として言われることが多いようだ。
そんな『SAMO』の公式スペックは、入力が5V-1A・出力が5V-2.1A。これを見てふと思い出したのが放置していた懐かし機器の『HYBRID W-ZERO3(027SH)』の存在だ。
こちらは電池が空になるとUSB充電ができない(5Vを安定して確保できないと充電ができない/公式サポートで確認済)というなんともワガママな機器。
これまで、同機は記者が持っているモバイルバッテリーやPCからのUSB充電を全て拒否するという頑固さを見せていたが、試しに『SAMO』を接続してみたところ問題なく充電を完了した。
あまりのあっけなさに拍子抜けするが、Wi-Fi接続すると電池消耗=充電量という状況(ヘタをすると消耗のほうが上回っている感もある)のようなので、活用できるかと言われると頭を悩ますところだ。
ケーブル一本を持ち歩くだけなので、収納もスッキリ
『SAMO』への充電も『SAMO』から他の機器への充電もケーブル一本があれば事足りてしまうので、一緒に持ち歩いても負担になりづらい。
付属のフェルト製コートの背中にあるゴム製のベルトにケーブルを差し込めば、見た目も可愛らしく持ち歩ける。
ちなみに、海外版ではトレイで『SAMO』を充電できるようなのだが、日本版では同梱される予定も別売りの予定も現時点ではないとのこと。残念。
ボディカラーは“白”と“黄”の2色。当初は“白”の人気が高かったようだが、今現在はどちらも人気が高いという。ただ、その人気ゆえなのか、今現在“黄”は一時期メーカー欠品となっていたことも。現在は“白”も“黄”も品薄状態となっているが、間もなく入荷の見込みがあるという。
加えて、ネット上を検索すると商品の外装箱がティッシュボックスになる商品もあるが、そちらは旧タイプとのこと。外装の機能も期待して購入を考えているという人は事前にショップに問い合わせをしたほうが良さそうだ。
『【EMIE】SAMO – 5200mAh 持つじゃなく “飼う” カワイイ犬型のモバイルバッテリー』は、一部において本日4月1日(水)より価格改定が行われ、従来の価格4,600円(税別)よりグッとお得になった3,480円での販売も行われている(価格情報はIdea4livingより)。
スマホからカバンの中へケーブルが繋がっていたり、カフェやファストフード店などで傍らにモバイルバッテリーが置いてあったりという風景をよく見るが、そんな時『SAMO』がチョコンと置かれていたり、あの可愛らしい耳がさり気なく見え隠れしていれば、見苦しさも軽減されそうだ。
最近では、出先でぬいぐるみを主人公にした写真を撮影する『ぬい撮り』も人気。『SAMO』で充電しながら、『ぬい撮り』ならぬ『SAMO撮り』を楽しむなんて人も増えるかも?
さて、今回、記者は応募後も当選後も特に問題が起きることはなかったが、全てのSNSプレゼントキャンペーンが安全というわけではない。応募時に不必要に個人情報が必要なものは注意をしたほうがいいのは当然だ。
もし今後、応募してみたいと思うものがあった場合は十分に注意し、自己責任を持って応募することをオススメする。
■参照■
・Idea4living-アイディアフォーリビング 公式facebook
https://www.facebook.com/idea4livings4
・EMIE メーカーサイト
http://emie.com/