風来坊力也のヒッチハイク旅
3月30日のLIVE放送
風来坊力也の旅日記
ヒッチハイクをしているとよく思う事がある。
女の子だったらよかったのになあと。
自分が女の子だったなら、もっと早くヒッチハイクできたんじゃないかなと。
なかなかヒッチハイク出来ない時は特に思う。
あっという間にヒッチハイク出来てしまうんだろうか?羨ましい。
もし女の子ヒッチハイカー出会ったら聞いてみよう。
以前1度女の子ヒッチハイカーに出会った事があるのだが初めてだという事で確かめられなかった。
そんな滅多に出会う事がない女の子ヒッチハイカーに、古賀サービスエリアで出会った。
外人さんの美人さんだ。
さすが本場ヒッチハイカー、親指を立てる姿が様になる。
小学生英語ぐらいしか言えない為「イージー?」と簡単な質問。
すると「NOイージー」と返事が返ってきた。
こんな美人さんでも簡単ではないようだ、本当だろうか。
自分もヒッチハイク交渉しながら様子を伺うと、なるほどなかなか乗せてくれる車が無いようだ。
女の子だからと簡単にヒッチハイク出来るわけではないんだなと驚いた。
ヒッチハイクの厳しさに男女も国も関係ないのだ。
ならばヒッチハイク歴1ヶ月の腕をお見せしよう。
どっちが先にヒッチハイク出来るか勝負だ。
20台程ドライバーさんに声を掛け、ようやくヒッチハイクに成功する。
どうだ!36のブサイクおっさんでもヒッチハイク成功するのだ!
ドヤ顔で振り返ると、美人外人さんはもういなかった。
先にヒッチハイク成功したらしい。
どうやら勝負に負けたようだ、やっぱり女の子の方がヒッチハイクしやすい。
九州地方から本州に入る。
山口県を超え広島県へ。
残金100円、これで2日耐えなければならない。
商店街、お好みソースの香りが辺りを漂う、腹が減った…。
目がしょぼつく中、生放送を見ていた方がわざわざ会いに来てくれた!
お好み焼きをご馳走してくれると言う!ありがたい!!
本場広島の広島焼き、たっぷりキャベツにソバ、豚肉、卵。
出来たてにチーズを乗せてバーナーでコンガリ焼き上げる、これは間違いない。
本物の広島焼きを初めて食べたが、ソバに味付けしていない事に驚いた。
食べてみて分かった、上に乗っかったソースが濃厚なので味付けいらないのだ。
最高に美味い!ソバダブルをおかわり、2枚頂く。
地元に何十年と住まわれている方が驚いた、こんなに食う奴見た事ないらしい。
広島の街を満腹になり幸せな気持ちで歩いてみる。
あちこちから笑い声が聞こえてくる。
いい街だ、人が温かいし飯も美味い最高。
眼に映るこの素晴らしい街は原爆被害から立ち直ろうと団結した結果の努力の結晶だ。
街に溢れる笑い声は、悲惨な状況を乗り越えて来たからこそなのだ。
そう思う。
今日は250km結構進んだ。
明日、念願のうさぎ島へ向かう。
かわいいうさぎに囲まれる妄想に顔が緩む。
明日が楽しみだ!