チラシ丼の王様“磯丸水産”を訪れた。このたびご紹介するのは、「鮪テールガーリックステーキ」、ニンニクたっぷりマグロのステーキ。
磯丸水産とはどんなお店か
磯丸水産は、関東圏を中心に24時間営業を展開している居酒屋であり、海鮮料理店だ。訪れたのは西新宿1丁目店。新宿のど真ん中に現れた“海の家”を思わせる。女性スタッフは華やかな浴衣風ユニフォームで客をもてなし、男性スタッフは黒いTシャツで仕事に取り組む。港町の夏祭りのようで、お店の元気な雰囲気が素敵だ。
チラシ丼なら、筆者のイチ押しは「バラチラシ丼」895円(税抜)。いつだって大盛りで注文してしまう。磯丸水産のチラシ丼は、しっかりと酢飯が使われている。
「鮪テールガーリックステーキ」がメニューに表れるのはランチタイムが終わった後
とはいえ、このたびご紹介する主役はチラシ丼ではない。「鮪テールガーリックステーキ」だ。
切り盛りする従業員たちの間でも人気の逸品
一人のスタッフさんが、“まかない食の”ルールを、そっと教えてくれた。磯丸水産を切り盛りをするスタッフさんたちはメニューから好きなものを選んで食べてよいらしい。食べたいものを選べるだなんて、なんて素晴らしいのだろう。
スタッフさんたちで支持されているのが「鮪テールガーリックステーキ」、ニンニクたっぷりマグロのステーキなのだという。この逸品はランチタイムのメニューには登場しない。
おしみなく盛られたニンニク
切り盛りをするスタッフの方のお話によれば、意外にも女性に人気なのだという(お話を聞かせてくれたスタッフさんも女性だった)。ご飯は、150円で注文可能。しかし、ご飯はなくても、お腹はいっぱいになるという。
味わいは、甘辛くジューシー。食感は、柔らかな鶏肉に似ている。ジューシーだけど、しつこくない。魚料理とは思えない。
夜のメニュー
一日の締めくくりに、ガッツのあるニンニク料理を食べる。「鮪テールガーリックステーキ」がランチタイム以降に登場するのは、理にかなっているのかもしれない。
ご飯を注文しなかったが、ビールを頼んで定番の組み合わせになってしまった。最高でした。
「鮪テールガーリックステーキ」は599円(税抜)。たしかに、これ一品でもお腹がいっぱいになった。仕事帰りにニンニクが載ったマグロのステーキをがっつり食べるのも、良いかもしれない。明日も今日のように元気でいるために。
お店の名前:磯丸水産
公式HP:http://www.isomaru.jp
※料金やメニューは筆者の取材時のもの。最新の情報とは異なる可能性があります。
(写真:すべて筆者)