うどん県の飲み会は締めまでうどんだった@香川県高松市 鶴丸

  by 松沢直樹  Tags :  

うどん県と改称して、食と観光でぶっとんだ広告戦略をうっている香川県。
小京都とよばれる高松を再訪しました。

前回の取材で、みなさんうどんをよく召し上がられるのはわかったのですが、本当にそんなにうどんを食べているのか?

そんな疑問が湧いたので、歓楽街を歩いてみました。

高松は、「飲み」が楽しめるお店も多いです。ですが、総じて東京や大阪より早くお店がしまる感じですね。とはいえ、様々なスタイルでリーズナブルに楽しく過ごせるお店が多く、なかなか楽しかったです。

そういえば、飲みの締めといえば「ラーメン」ですが、うどん県の方はどうなんでしょう? 
町中を徘徊してみましたが、ラーメン屋さんはなかなか見当たりませんでした。おでん屋さん、お好み焼き屋さんなどが多い感じですね。

その中で、営業しているうどん屋さんが。
せっかくですから、うかがってみることにしました。

高松駅やフェリー乗り場に向かう通りにある「鶴丸」さん。手打ちのさぬきうどんを出すお店として有名なのだそうですが、夜はどんな感じなんでしょう?

店内は撮影できなかったのですが、飲み会の二次会と思われる方が多く、どうやらガチでうどん県の方は飲み会をうどんで締めるのだろうと納得。聞けば、飲み足りなければ飲みつつ、おでんを頼んだりして過ごすのだそう。

香川県のうどん屋さんは、総じてどこのお店も、もの足らない方のためにいなり寿司や、おでんなどをセルフでオーダーできるブースが用意してあります。このお店も、同じように一階におでんがセルフでオーダーできるブースが設置されています。

二階は小上がりが用意してあって、親しい仲間でも話を弾ませられる粋な造り。

早速、飲みの締めの流行りらしいカレーうどんをいただきました。

カレーうどんとはいえ、さぬきうどんらしいもちもちした麺に、さらりとして出汁のきいたカレースープがうまく絡まります。
ビールを追加しながらいただきましたが、これがまた意外に良く合います。

ラーメンほど重たくなく、餃子+ビールよりしつこくなく、飲みを締められる感じですね。

他のメニューは、細めの麺で、カレーうどんは太めの麺なのも、また独特の食感を生んでいるのかもしれません。

カレーうどん 700円。高松観光の後は、ぜひおためしを。

手打ちうどん 鶴丸

電話番号  087-821-3780

お店の住所 香川県高松市古馬場町9−34

営業時間  20:00-翌日3:00(麺が売り切れ次第修了)

松沢直樹

福岡県北九州市出身。主な取材フィールドは、フード、医療、社会保障など。近著に「食費革命」「うちの職場は隠れブラックかも」(三五館)」近年は児童文学作品も上梓。連合ユニオン東京・委託労働者ユニオン執行副委員長