秋葉原の新自炊スポット「ブックメンテナンス秋葉原」体験レポート

  by yotahathi  Tags :  

自炊とは…
書籍を裁断しスキャナを使ってデジタル化する行為のことである。

自分の持っている書籍を裁断して電子書籍化することは簡単ではない。
自炊を行うには本を裁断する装置や裁断した本を読み込むためのスキャナが必要不可欠なのだ。

この度、これらの一連の作業「自炊」をリーズナブルな値段で行うことが可能な
新たな自炊スポット「ブックメンテナンス秋葉原」が誕生した。
10月20日にオープンしたばかりの新スポット。
早速現場に向かい、その実態を調査してきたぞ。
 
 
◯持ち込んだ本を裁断する

持ち込んだ本をスキャナに取り込むために
裁断機を使用して背表紙をカットする裁断の作業が必要となる。

用意されている裁断機は”手動”と”電動”の二種類。
電動裁断機の方が10分300円とちょっとだけお高い設定。
過去に電動裁断機を使用した経験のある筆者は
今回は100円で使い放題という手動裁断機をセレクト。

持ち込む書籍の量が少なくスピーディーな作業が必要ないという人は
手動裁断機での作業がおすすめだ。


 
 
◯裁断した本をスキャンして電子化

ここからが本番だ。スキャンブースの種類は2種類。
5分500円のハイスピードブースと
10分500円のフラットベッドブースに分かれている。
大量の書籍を一気に電子化する場合はハイスピードブース。
少ない書籍を確実に電子化したい場合はフラットベッドブースに入るのが良いだろう。
筆者が持ち込んだ本は2冊のだったのでフラットベッドブースを利用することに。

備えつけてあるコイン投入口に500円硬貨を入れてから10分間作業となる。
自炊に詳しくない人でもスタッフが丁寧に教えてくれるので無問題だ。
筆者が利用した際にはPCがスキャナを認識しないというトラブルに見舞われながらも
余裕をもって2冊を電子化することに成功。電子化した書籍はUSBに保存して持った帰ろう。
ちなみにUSBメモリを持っていないという人でも店舗内でUSBメモリを購入可能。

保存される形式はPDFなのでタブレットに保存すればすぐに閲覧できる。
裁断し終わった本は基本的に持ち帰り推奨とのことだった。

 

こうして無事に書籍の電子化に成功した。かかった費用はトータルで600円。人によっては自炊を経験したことがないので不安だという人もいるかも知れないが、誰でも手軽に自炊を行うことが可能なので自炊に興味があるという方は是非とも立ち寄ってみて欲しい。また自炊の他にも製本機や研磨機などお店の名前通り「書籍のメンテナンス」が行える機材も多く揃っており単なる自炊スポットとは一線を画したサービスも魅力的だ。スタッフの方の対応もとても丁寧で今後の発展が実に楽しみな店舗の一つである。

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