「聞こえない不自由」を描く15分ドラマが伝えたいこと

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「同居家族がいる人の3割が家族間コミュニケーションをきちんと取れていないと感じている」

そんなアンケート結果を得て、ヘルシーヒアリング、デッドストックユニオン、浪漫堂の3社でつくる「声の向こうに製作委員会」(協力:オーティコン)が15分ドラマを制作した。

「声の向こうに」

ストーリーはこうだ。

――――3年前に母が亡くなり、父・高校生の娘そして祖父の3人暮らしの家族が舞台。父は日々家事に仕事と忙しく、パティシエになりたいと進路に悩む娘との時間をつくれずにいる。

祖父は耳が聞こえにくくなっていることを自覚できず、テレビを大音量で観たり、話しかけられても気付かなかったりと少しずつ家族内のコミュニケーションが希薄に。

散歩中に出会った女性(第三者)に補聴器を勧められたことで、難聴を自覚し、自らその改善に向けて行動に出たことが、家族の笑顔を取り戻すことにつながる――――

リアルなストーリーを和らげる役が、ワンちゃん。人間よりも優れた聴覚を持つといわれる犬がナレーションを担当している。

この動画では、「耳は話を聞くためについている」「耳は心につながっている」というメッセージを込めて、「話す聞くといったコミュニケーションをあらためて大事に」と伝えている。

GAL

いま、そんな話題、こんな現場のなかにいます。