日本会議主催の第12回親子・護國神社清掃奉仕に行ってみた。

  by たかひら 正明  Tags :  

最近、話題になっている日本会議であるが、既にそこに票目的で加盟する自民や維新がわんさといて、毎度毎度の地方議会への陳情などもおなじみとなっている中で、何を今更とメディアの嗅覚の鈍さに怒りすら感じているこの頃。

佐高信氏曰く日本“だけ”会議とも言われる会の催事と言えば、以前も集会に参加し、キミガヨやウミユカバを250人規模で歌う中、私一人が座したまま「もっと大きな声で歌わんかい!」、「1番を2回歌うのに、1番の歌詞すら覚えてないのか!」と檄を飛ばしたのだが、今回は8月15日の敗戦記念日の集会に行けないので、その前に行ってみた。
それが表題の護国神社の清掃。
と言っても早い話が草引きである。

案内は以下の通り。
平成17年夏から始めた親子・護國神社清掃奉仕も今年で12回目を迎えました。毎回、親御さん、お子さんに大変好評です。親子一緒に感謝の気持ちを込めて護國神社境内を清め、先人の皆様に喜んで頂きましょう!
※涼しい時に行いますので、早朝からの集合となります。

●内容
・参拝
・ラジオ体操(8時15分~8時45分)
・境内の清掃(9時~11時)
・懇親会(11時~正午)
●持ち物
・軍手(汗をかきますので、着替えがが必要な方は用意して下
 さい。)
※参加無料
※ご参加ご希望の方は、8月3日(水)まて゜に事務局へこ゜
 一報下さい。
※雨天の場合は中止致します。

●共催 英霊にこたえる会大阪府本部
    TEL 06-6681-3401

7月の参議院選挙前、日本のこころを大切にする党の決起集会に参加してきた。
そこでも事前参加予約を求めていたので予約すると、先方はずいぶん喜んだものの、ネット上で私の名前を検索したのだろう、後になって「考え方が私たちとは違うようですが…」と連絡があった。
私は「そりゃ人それぞれ考え方は違うでしょう。 ですが西村慎吾氏の話を聞いて感動して考えが変わるかもしれないでしょ。 まぁ彼の話は何度も生で聞いてますけどね。」と返答。
その場は先方も「はぁ・・・」と返したものの、開催直前になって同時に申し込んでおいた懇親会でじっくりと元政治家や支持者らと話す予定を「満席になって、党員や支持者を優先したいのでご遠慮願いたい。」と断るとの男らしい事件があった。
当日、他の集会(刑事事件加害者の更生保護)があったものの、その合間を縫って短時間ながらその会には当然参加し、参加者とも話し、顔見知りの在特会と親和性のある人や、対面でネトウヨ認定してあげた人などに、手を振って来ているとことを示したのだった。

かように事前連絡すると、断られたりもするのであるが、今回は単に事前の都合が不明なのと連絡忘れが重なり、当日を迎えただけ。
それも少し遅れて参加したので、既に参加者の記名などは終了していて、「あそこの名簿に名前を書いておいて」などとも言われたが、言われた場所に名簿がなく、その後の懇親会でも名刺交換などのチャンスはなかった。

言っておくが、この時、全参加者中で私が最も草引きをしている。
それは多くの参加者が潮干狩りの熊手のような道具を使って座って作業をする中、私だけが棒状の鍬のような道具で地面をこすり取っていたから。
ちなみに写真真ん中に現場監督のように立って写る(しんどくて休憩中)のが私である。

当日は真夏日で、陽が射す場所の作業はきつかった。
途中冷たい麦茶が配られたが、その10分ほどの休憩以外は、皆が適当に休んだりはしているものの、熱心に作業は続けられ、その姿はまるで農奴である。
あまりの暑さに手水舎から柄杓で水を汲み、頭から水をかけるも、すぐ乾いてしまった。

日本会議大阪の報告によれば、「関係団体の親御さんと子供達、靖國神社崇敬奉賛会青年部メンバー、日本会議会員の皆さん59名(大人35名、子供24名)が参加した」ようだ。
私も数えたが、たしかに大きなサバ読みはない。
高齢の祖父が子供夫婦や孫と来ているようで、若者だけのグループはなく、懇親会でも各家族が集まっているだけで、互いの交流はないように見える。
彼らだけでなくリベラルな市民運動でも、参加者は白髪だらけであり、若い人が多いように見られたのは3.11以後の反原発集会ぐらいか。
今でも反原発集会はあるが、そこではやはり参加者に白髪が目立つ。
48歳の私が若者扱いされる程度に。

動員参加でもないのに、参加者は何を思ってきているのだろうか?
60代の女性は霊友会のTシャツを着ていた。
非常にわかりやすい。
彼女は祖先への感謝を理由にあげた。
たいていそんなものだろう。
だから「日本は明治まではフリーセックスの文化で、乱交も建物を設けるほど盛んだったし、盆踊りも性交渉の相手探しの場であった。 子の父も分からないので、“村の子”として母親だけでなくコミュニティが育ててきた。 だから祖先と言っても壬申名簿より前の人はわからんでしょ?」と話すと、「誰もが祖先がいるのだから、誰かを特定できなくても先祖に手を合わせればいいんです。」などと途端に、手を合わせる対象が自分のご先祖様から昔の人全般にかわってしまうのだった。

出入りの植木屋は、ボランティアだと言いつつこう話した(今回の清掃は無償でも他で収益を得ているので、ボランティアとは言えないよと諭しておいた)。
「日本会議以外にも天理教や霊友会などが自主的に清掃活動を行っている。 今は明日(8月8日)の陛下のお言葉が大変気にかかる。」
こんなしんどい作業を植木屋としてやっているのだろうか?
「住んでいる地元の神社でも宮司が常駐していないので、町内会でやっている。 仕事でやるときは除草剤をまく。」
なんじゃそりゃ?
ならばこの作業は、日本会議の顔合わせやアピールの場として使われているだけではないか!

私が更に腹立たしく思ったのは、票目的で日本会議に入っている、思想も何もない議員らが誰もこのような“奉仕活動”に参加していない事だ。
私がその立場なら、“同じキツイ作業をした仲間”と言えるので積極的に参加するが、自分の選挙区の有権者が参加しているかどうか不明で、キツイ草引きする割には成果が望み薄だとでも思っているのだろうか、日本会議のFB投稿にだけ「いいね!」している。

そこに私はこうコメントしておいた。
「反甫旭(岸和田)、橋本邦寿(松原)、野村行良(島本町)らの自民市・町議や、笹川理・維新府議(東淀川区)は、ここで「いいね!」している場合か!

票を貰うために思想も何もなく日本会議に入っているのだから、せめて奉仕活動には来い!」

ところで私は、日本会議の考えに賛同するところはない。
考えが違うからこそ、私自身の考えへの反論を求めて参加したのだが、主催者や神戸の海自であかったと嬉しそうに言う「同期の桜」Tシャツを着た男性らと話してみても、
・自衛官の命を守れ! 米軍兵や無人機の盾にするな!
・無人で日本が実効支配している尖閣諸島より、有人で追い出され、漁場としても根室漁民だけでなく日本のカニ・昆布供給先として大事な北方領土を取り返すのが先
・安保を結んでいるのだから、領海・領空侵犯には先に米軍にあたらせよ
・世界で日本だけが奴隷的に強いられている、首都圏の制空権を米軍から取り戻せ
・米兵犯罪を免罪することなく、他国同様自国の犯罪として通常通り扱え
・11月の南スーダン以降、派兵自衛官が精神や身体に障がいを負って帰国しても、社会は寛容に受け入れるのか?  受け入れるなら、なぜ拉致被害にあって帰国した5人や残留孤児、シベリア抑留兵や現地除隊扱いされた日本軍兵士に政府も社会も冷たいし、「税で食ってる」などとバッシングをしているのか?
などと訊くも、「あなたの仰る通りです。」と全てを認容した。

チェ=ゲバラのノースリーブを着てもいたのだが、誰もそれに対して話す者すらなかった。
ファッションで着ているとでも思っているのか?

ならば会員である安倍ちゃんをはじめとする政治家らに、その考えに従った政治を行わせればよいのだが、そもそも日本会議に思想などないためか、単に仲間内で集まってオダをあげるにとどまっている。
そしてそんな中身もない組織の感情の赴くままに政治が引きずられている事こそ、日本の民主主義の危機であると実感するしかなかった。

今後もこのような集まりには参加し、レポートしたい。

南大阪を中心に馴れ合い議会がチェックしていない、議員特権や行政の無駄などを、追及、是正させています。 情報、批判はコメントいただくか、 メールアドレス:kurohata73@yahoo.co.jp 電話:080-6178-6006まで! 自民・公明・維新などのネトウヨ政治家だけでなく、共産・民主他どんな議員とも公開討論を受けて立ちます!!

Facebook: https://www.facebook.com/ernesto.takahira