【デカ盛り】 横浜にある天ぷらの店 豊野丼で「ハモ天丼」を食す

さて、今回も言うほどに「デカ盛り」ではない気がしないでもないし、すでに紹介しているので今更な感じは否めないが、あえて言おう!

「豊野丼は最高である!!」

まずCKB(クレイジーケンバンド)の「小野瀬氏」に天丼界において「東の横綱」とまで言わせ、毎月のようにテレビ局が取材に訪れるる『豊野丼』を知らない人は日本に居ないと思いますが、念のために『豊野丼』の基本的な事を紹介しておきましょう。

【 場所&営業時間 】

神奈川県 横浜市 南区 真金町2-18   最寄り駅の阪東橋駅から歩いて2分

営業時間 11時~14時 17時~20時  定休日  日曜日

【 メニュー構成 】

基本的には丼のみです。応用的に常連になると「天麩羅」を単品で食す事も可能な場合もありますが、そこら辺の境界線は「大将の気分次第」とも言えるので、最初は素直に丼を食べるつもりで訪れるべきでしょう。

天丼  ・・・ 800円   穴子丼 ・・・ 800円   海鮮丼 ・・・ 800円
豊野丼 ・・・1000円   黄金丼 ・・・1200円

ここら辺の「レギュラー丼」を軸に、仕入れ次第で「鯨丼」や「ぎんぽ丼」などのマニアックなメニューが提供される場合もあるので、とにかく目が離せません。
当然、それらのメニューが仕入れられたとしてもアナログな店なので『ツイッター』などで呟かれる事もなく、否応なしに『豊野丼』の実力を知る為には自分の足で何度も店に通う羽目になります。

ちなみに『豊野丼』は普通で他店の大盛りくらいのボリュームがあるので、食が細い人は「御飯少な目で」とオーダーするのが良いでしょう。
そしてお腹が空いているようであれば「大盛り」「てんこ盛り」「ヤケクソ盛り」の呪文でレベルUPが可能です。
ただし、どんなに食べられる自信があっても初めてならば、とりあえずは「大盛り」をオーダーして『豊野丼』盛り具合を肉眼と胃袋で確認する事をおすすめします。

【 大将&トモさん 】

良くも悪くも「大将のキャラ」を中心に世界がまわっているので、その世界観に共感出来る事が望ましいかと存じます。とにかく冗談が好きな人なので、そこら辺を理解しましょう。
基本的に終始「天麩羅を揚げている」か「冗談を言っている」かです。もしくは「天麩羅を揚げながら冗談を言っている」のでトークの比率は他店よりも高めです。

しかし、何気に仕事に対しては真面目で、お客さんにも色々と冗談を言うけど、その冗談の隙間に「優しさ」が見え隠れするシャイな人物です。
美味しい天麩羅も理由のひとつですが、そこら辺の大将の人柄に惹かれて常連になる人も多い事でしょう。

そして何気に「トモさん」のプロフェッショナルな動きにも注目です。大将のギャグが滑らないようにフォローしつつも、常にオーダーと大将の動きを見て、その1歩先の段取りをするとか神の領域です。特に「ヤケクソ盛り」と呼ばれる、現在の『豊野丼』で最高峰のデカ盛り技術は半端ありません。

「まんが日本昔ばなし級のてんこ盛り御飯」

に天麩羅を丁寧に盛りつける事が出来るのは、日本国内では「トモさん」しか居ないと思います。

【 服装には注意する 】

ドレスコードがある訳ではありませんが、服装には注意しましょう。あの『きたなシュラン』受賞店の実力をあなどってはいけません。
とにかく店内が狭い上に、常に2個の天麩羅鍋がフル稼働しているので、店内はオイリーな空気が漂っています。床も滑るのでヒールの高い靴は向いていません。

「服から香る天麩羅の匂いで白飯3杯はイケる!」

と言うのは大袈裟ですが、白飯1杯くらいは余裕でススムほどの「香り」が着衣に残るので、クリーニングに出すような服は不向きかと思われます。

以上です。上記の情報をインプットして『豊野丼』に訪れれば、確実に美味しい「丼」に巡り会う事が出来ます。

ちなみに各種メニューは「弁当」として持ち帰りも可能です。なので「豊野丼の世界観」に不安を覚えた人は、とりあえず弁当からスタートするのも良いかと思われます。その時はあらかじめ電話で注文しておくと受け取りがスムーズになるのでオススメです。

そして今回は『海老天丼』狙いで訪れたのですが、何気に筆者の大好物である「ハモ」が『ハモ天丼』としてメニューにあったので迷わず『ハモ天丼を』選びました。
ちょっと関東だと「ハモ」よりも「アナゴ」の方が天麩羅のタネとしてはメジャーですが、個人的には「アナゴ」よりも「ハモ」の方が天麩羅にした時に柔らかくて臭みもないので好みです。

その「ハモ天」を『豊野丼』の盛りとタレで食べられるとか最高過ぎます。「ハモ天マニア」の筆者としては食べない訳にはいかないでしょう。

何も言えません。
ただただ、美味しいです……

フワフワだとか言うレベルを超えた「異次元の柔らかさ」のハモを、香ばしい天麩羅の衣が包み込みんでいます。個人的には「ハモ」を食べるとしたら天麩羅が一番美味しいと思います。

と、毎週のように通っても常に色々な丼がスポットで出現するので、本当に飽きないですね。もちろん定番のメニューも完成度は高いと言うか最高なのですが、

「え? そんなの出しちゃうの?」

みたいなマニアックな魚も仕入れてくるので、来週はどんな天麩羅が食べられるのか楽しみになってしまいます。

と、言う訳で横浜にお越しの際は是非『豊野丼』に訪れてみて下さい。もしかしたら今までに食べた事がない天丼を食べる事が出来るかもしれませんよ。

酒と料理に情熱と脂肪を燃やすフリーライター ”日の丸構図で寄りまくる!”と言う素人写真を武器に暗躍する。美味しい料理を世界にバラ撒く”飯テロリスト”として各国の情報機関にブックマークされたが反省はしていない。 取材依頼(新店舗、新メニューのPR)その他記事の執筆依頼は下記のメールアドレスまでお願いします! [email protected] なんとなく作ったサイトも絶賛稼働中! http://foodnews.jp/

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