裏社会をリアルに描いた話題のコミックス「マトリと狂犬 ―路地裏の男達―」を実写ドラマ化した『マトリと狂犬』が、MBS/TBSドラマイズム枠にて放送中。西畑大吾、細田善彦、向井理など豪華キャストが集まり、麻薬という魔物と因縁を持つ男たちの欲望が交錯する、狂気のアクション・エンターテイメントが注目を集めています。
その本作で、事件を追う麻薬取締官(通称・マトリ)の黒崎徹役を演じる細田善彦さんにインタビュー。薬物に対する異常なまでの執念を持っている黒崎役のことや、俳優業を20年以上続けて今想うことをうかがいました!
●演じられた黒崎徹は<マトリの狂犬>と呼ばれる麻薬取締官ですが、このようなよう役柄は挑戦だったのではないでしょうか?
そうですね。“警察の狂犬”葛城彰斗役の向井理さんも完成披露の時におっしゃっていたのですが、西畑大吾さんも含めて僕たち3人とも参加したことのない世界観の作品でした。それを品川ヒロシ監督がどのように描くのか、撮影が楽しみでしたが、自分がこの世界観に本当に入っていけるのかという不安もありました。
●放送がスタートしたら、黒崎の狂犬っぷりも話題になりました。
嬉しいですね。原作漫画と台本を読んだときは「僕が狂犬かぁ、どうしよう」とは思いましたけどね(笑)ですが、品川監督の作品はこれまでも観ていたので、品川監督のもとで狂犬と呼ばれるキャラクターに挑戦できることは、とても安心感がありました。
●演じるにあたっては、どのような説明があったのでしょうか?
撮影の前に西畑さんや品川監督とお話しできる機会があって、その際に梅沢(西畑)も葛城(向井)も黒崎も「何かにもがいていて、常にいらだっていてほしい」とお話がありました。黒崎の場合は、第1話で梅沢を押さえてからも、事件が解決できていないことや、麻薬そのものが撲滅されないことへの苛立ちだったり。
●黒崎の内面については、どのような人物像として受け止めましたか?
彼はマトリとして犯人逮捕のためにはルールを度返しに突っ込んでいくことから、ひたすらにまっすぐな人間だと思いました。ですが、梅沢との出会いでその方針の色味が変わったのかなとも。
突っ走ってきたけれど、結局ひとりじゃできないことが徐々にわかってきたり、なんだかんだ自分のことをわかってほしいと思っていそうな面も見えてきたりもしました。そんな中で梅沢を信用し始めたりもする。登場人物の関係性が変わり始めた段階で、僕から見ても変化は感じていました。
●ところで、キャリアで言うと約20年かと思いますが、ここまでを振り返り思うことはありますか?
正直、あまり振り返ったことはないのですが…。10代の頃に掲げていた「〇歳でこういう俳優になりたい」みたいなものは、ことごとく叶わなかったです。ですが、振り返れば、お勉強の時間でした。俳優業はひと作品ごとに一緒に作る方々が変わることも面白さの一つだと感じていて、今はそういった出会いを楽しみながら、自分なりのやり方で丁寧に作品に参加したいなと思っています。
●今の目標は何ですか?
ドラマ『マトリと狂犬』の続編ですかね。僕だけでなく、原作者の先生方、品川監督、『マトリと狂犬』に参加したみなさんが言っていたことなので、叶えられたら嬉しいです。
●最後になりますが、これから全話を楽しみにしている方も含めて、みなさんにメッセージをお願いいたします!
今までの放送話が全話Netflixで配信されていますので、まずは1話を観ていただきたいです。各話24分と観やすいですし、続けて観たくなる中毒性のあるドラマになっております。
MBS/TBS #ドラマイズム 枠にて毎週火曜深夜放送
■公式サイト:https://www.mbs.jp/matori-to-kyoken/ [リンク]
■ストーリー 8話あらすじ【裏切りの代償】
佐伯組に潜入していた梅沢(西畑大吾)は、組長の佐伯(深水元基)に気に入られ、コカインの密輸取引を任されることになった。コカインの密輸ルートを特定し、葛城(向井理)にすぐさま報告した梅沢の潜入捜査は順調にみえたが…。任務を終えようとした直後、佐伯組の組員たちに囲まれ、絶体絶命の窮地に!コカインの横流しを疑われ、佐伯から激しい拷問を受ける梅沢。そこへ傷だらけの松原が連れてこられて──。そんな絶体絶命の状況の中、黒崎(細田善彦)が突入してくるも…!?梅沢に訪れた最大の危機!果たしてこの危機から逃れることはできるのか――。
ヘアメイク:平林純子(2°F)
©田島隆・マサシ(秋田書店)/「マトリと狂犬」製作委員会・MBS

