9月といえばお月見なのでドミノピザが「月見クワトロ」を数量多めにして限定発売!

  by 古川 智規  Tags :  

ドミノ・ピザは月見ピザの今年の新商品「月見クワトロ」を、2024年9月9日(月)より数量限定で販売開始した。大人と子供でピザパーティーをしてみたのでレポートする。

「月見クワトロ」2枚に「ピザBENTO」2枚を注文。子供にはピザBENTOを1箱割り当てれば争いにもならず、自分だけの「1箱」をゲットできるのでよろこぶはずだと踏んだ。

開封してみるとそこはもう「月見」だらけで、昼間に食べるのが失敗と感じるほどだ。できれば月を愛でながら食べたいと思わせるビジュアルに一同圧倒。
「月見クワトロ」は、「クリーミーたまご&ベーコン」「クリーミーたまご&4種のきのこ」「てりチキたまご」に加え、ピザで月見バーガーの味わいが楽しめる「月見バーガーピザ」が新たに仲間入り。4種類のピザは、ホワイトソース、カマンベールチーズソース、デミグラスソース、マヨソースのそれぞれ異なるソースを使用しているので、飽きがこず最後まで楽しめる仕様だ。

さて、幼稚園の通う子供の感想はどうだろうか。事前に何も説明せずにとにかく食べてもらった。子供の感想は率直で何を言うかわからないから、取材している記者もドキドキである。
「たまごが大きくてふわふわで、お肉もたくさんでおいし~!」がその感想だった。端的に言い表している。その後に食べた記者の感想も概ねこの通りだ。あえて付け加えるならば、ソースの多彩さが同種の味を防いで、同じ月見がテーマであるにもかかわらず、それぞれが独立したピザとなっているのはなかなかの出来だ。

大人の意見をまとめると「リベイクして食べたけど、パンがふわふわもちもちで食べ応えがあってよい。特に照り焼きかと思ったのはデミグラスっていうのはおどろき。そうなるとむしろ、ふわふわのたまごとデミグラスがめちゃくちゃ合うのが想像を超えた美味しさだった」だった。ピザにデミグラスソースはあまり経験がないためか、バーガーともグラタンともドリアともいえる不思議な味わいになっているのは確かだ。

中秋の名月とも呼ばれる今年の十五夜は9月17日だったが、月を愛でる習慣は平安時代から続く文化である。月にウサギがいたり、月の住人であるかぐや姫が降りてきたり、月に象徴されるツクヨミノミコトはアマテラスの姉妹(姉弟説もあり)であるはずなのに記紀にはほとんど登場しないミステリアスな神様だったりと、古代から人々はことあるごとに月に魅せられてきた。季節感が若干おかしくなっている昨今だが、過ごしやすくなった夜には月を眺めながら現代風に月見ピザという選択も悪くはないのではないだろうか。

※写真撮影:松島友里恵

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