醍醐虎汰朗1st写真集「となりのこたろー」は、「これまでの僕の集大成、その成長過程も見てもらえればうれしい」

  by ときたたかし  Tags :  

人気俳優・醍醐虎汰朗さんの初めての写真集「となりのこたろー」が、2023年11月29日(水)にファン待望の発売となります。

撮影の舞台は、醍醐さんの出身地・東京。くったくのない笑顔に親近感を感じる醍醐さんを被写体にした本書のテーマは、「気づけばいつも隣にいる男友だち」。ゲームセンターで遊んだり、商店街をブラブラしたり、夜にスケボーをしたり、町中華でお昼を食べたりと気の置けない存在と思ったら、BARでのシックなスタイルと大人びた表情や、朝の身支度中に垣間見せる男の色気というギャップも必見。趣味のサウナで披露された、普段のあどけなさが残る表情からは想像できないような、空手やボクシングで鍛えられたしなやかな肉体美も披露しています。

今回、発売を前にご本人にお話をうかがいました。

■公式X:@daigokotaro_1st [リンク]

●意外にもファースト写真集とのことで、発売が決まった時の心境はいかがでしたか?

まだ時期が早いのではと思ったのですが(笑)、セルフチャレンジさせていただけるということで、いろいろなシチュエーションでどんな表現ができるようになっているか、自分で知ることが出来るわくわくのほうが大きかったです。

●撮影にあたっては、自分からアイデアも出されたそうですね。

特にサウナは自分の中で一番に好きな場所なので、行けたらうれしいなという話はしましたね。あとはスケボーパークは、友人が実際に働いている場所なので、友人も来てくれて一緒にスケボーをしながら撮影が出来たので、楽しかったです!

●改めて今回の写真集「となりのこたろー」のテーマである「気づけばいつも隣にいる男友だち」についてうかがってもいいですか?

どこか近寄りがたい存在というよりは、近しい存在でラフな感じ。自然体で隣にいそうな友だちみたいなことをコンセプトにしています。なので、表情も飾らない感じが多めになっています。

●オフっぽい楽しそうな表情も満載ですが、撮影は楽しかったですか?

そうですね。フレンチブルドックのnicoとの撮影が楽しかったです。ブルドッグを飼っている人が自分のまわりに今までいなかったこともあり、今回初めて触れ合ってみてけっこう体重があることを知り、小さいのにヘビーだなとか(笑)。初めて気付くことが多かったので楽しかったです。

●子供の頃の写真もたくさんありますね。

母が頑張ってくれました(笑)。かなりの枚数を載せています。

●こうして自分自身が一冊の作品になる気分はいかがですか?

慣れないですね。ページをめくっていると、自分じゃなくてほかの人も見たくなるんですよね。自分ばっかりだと恥ずかしくなってしまうんです(笑)。

●インスタグラムのようなSNSだと決まった表情が多いので、それだけ素が満載ということは、ファンのみなさんには眼福ですよね。

一日中一緒に遊んでいるような気分になれる構成になっていると思うので、僕と一緒に遊んでいると「こんな感じだよ」ということを知ってもらえると思うんです。それをこの機会に楽しんでもらえたらうれしいです。

●こうして一冊の作品を作ってみての全体的な感想はいかがですか?

今でもスチールが少し苦手分野というところが自分の中であるのですが、二日間かけてこれだけ写真を撮り続ける経験はなかったので、勉強になる部分もたくさんありましたし、序盤はとても緊張していたのですが、後半に行くにつれて、どんどんラフに自然体になれた気がします。

●公開中の映画『OUT』など、数多くの作品に出演されていると思いますが、どういう20代にしていきたいですか?

出来る限りしんどい状態でいたいですね。しんどいは語弊があるかも知れませんが、30代の方がよく言うのは、出来るだけ20代で頑張って基礎を固めて、30代で落ち着いて、みたいな。ただ、固めるにもたくさんの経験をしないと、その中途半端な状態で固まってしまうような気がしています。体力がたくさんあるうちに、フルで使い切りたいなと思うんです。

●最後になりますが、ファンのかたへメッセージをお願いいたします。

初の写真集が出ます。これまでの僕の集大成で、以前から応援してくださっている方は、きっといろいろと見てきてくださったと思うので、その成長過程を見てもらえればうれしいですし、今できる表現を全部出せたと思いますので、これが愛される一冊になったらうれしいなと思います。

■プロフィール

2000年9月1日生まれ。東京都出身。趣味はゲーム、サウナ。特技はサッカー、ボクシング、水泳。アニメーション映画『天気の子』(2021年)で主人公の森嶋帆高役に抜擢され、第14回『声優アワード』新人男優賞を受賞。映画『野球部に花束を』(2022年)では、映画初主演を果たす。NHK連続テレビ小説 『舞いあがれ!』(2022~2023年)で朝ドラ初出演。舞台『千と千尋の神隠し』(2022~2023年)ではハク役を演じ、『シガテラ』(2023年)で連続ドラマ初主演。出演映画『女子大小路の名探偵』は10月13日、映画『OUT』は11月17日に公開。現在、TBSよるおびドラマ『Maybe 恋が聴こえる』が放送中。役柄によって印象が大きく変わる、高い演技力に注目。

■商品情報

タイトル:醍醐虎汰朗1st写真集『となりのこたろー』
発売日:2023年11月29日
判型:B5版 ソフトカバー帯付き/118P
定価:3080円(税込)
※通常版のほか、電子版限定表紙(電子版限定カット付き)、【楽天ブックス限定特典】スマホに入るサイズのオリジナルカード付きが発売予定
発行元:講談社

撮影=塚本桃

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo