Epic EVが2013年4月に世界最速の電気三輪車『TORQ Roadster』を発表します。4月6日に予約者、販売会社と報道向けにデモンストレーション走行を公開します。
エコだけでない電気自動車
『TORQ Roadster』は電気自動車(EV)ですが、加速は0-60マイル(約96km/h)で4秒。この記録は排気量3.5リットルの高性能な車両とほぼ同程度です。三輪のレイアウトを生かし、コーナーリング時に発生する加速度は1Gといわれています。 デザインは非常に攻撃的でエコカーのイメージのあるEVっぽさがありません。
三輪乗用車の悪いイメージはない
三輪乗用車というと過去にも多く販売されていました。かつては、イギリスでは税金の安さ、日本ではオート三輪扱いになり免許の取得が容易ということなど、チープな方向性でした。
『TORQ Roadster』にはそのような印象は全くありません。電気自動車という限られたモーターの力を最大限に生かすために採用されたレイアウトで、軽量で機敏なイメージです。
価格は620万円($65,000-)と私には縁がない価格ですが、この価格帯の車を買う人にとっては“お求めやすい”価格。普段はセダンベースのハイブリッドカーを乗っている人も、週末は機敏な電動三輪車でドライブする人がこれから増えるのかもしれないです。
『TORQ Roadster』を発表している会社の親会社はプレジャーボートを作っている会社で、この車もボートと同じようにレジャーで使うための車としての設定だと思われます。
残念ながら最高速度などの仕様は現時点では非公開で、6日のデモンストレーションで発表されると焦らしています。
公式サイト
http://torqev.com/
Epic Boats – Epic Wakeboats & Wakesports
http://epicboats.com/http://epicboats.com/
写真はプレスリリース資料からです。