いつの間にか秋が終わってしまった感があるが、冬になると締め切った空気や乾燥に悩まされることになる。
今回はニットファクトリーが販売するJAPRE(ジャプレ)を使用してみたのでレポートする。特にバスパウダーは一度手に取ってみる価値がある一級品だった。
ハンドケアフォーム
ハンドケアフォームは家庭や事業所用の450mlボトルサイズと携帯に便利な50mlボトルの2タイプ。振ってみると液体なのでクリームやジェルではなさそうだ。
ポンプを押すと、なんと泡が出てきた。「あれ？これはハンドソープだったかな？」と勘違いしたような気がしてこすってみると、石鹸のようではなくサラッと水のようになり手になじんできた。
当初は泡状になっているので、手に広げやすくたれにくいのですりこみやすい。しかしなじんでくると泡は消えてぬめりもべたつきもなく、化粧水のような感覚なのが不思議だ。
すりこんでしばらくすると、エタノール消毒をしまくって手荒れ気味の指先がしっとりとしてきた。泡状で無駄なく必要な分だけ使え、視覚的にケア漏れもないので総合的なコスパは高いと判断した。
除菌消臭スプレー
除菌消臭スプレー（300mlボトル）も噴出したときには泡状になっているが、すぐに液体になる。除菌と消臭を兼ね備えているので、部屋の気になるところや手が触れる場所に噴霧すれば、こちらも視覚的にわかりやすく無駄なく除菌と消臭ができる。
バスパウダー
今回最も驚異的だったのが「バスパウダー」だ。中身は白い粉末で計量スプーンが入っている。香りは特にないが、好みでエッセンシャルオイルを添加しても構わないとのことだ。サラッとお湯に溶けるような添加物がないので洗面器等でよく溶かしてから風呂に入れるとよいとのこと。
またまた間違えたかと思ったのは、これは洗濯用洗剤かと思うような石鹸水のようなぬめりを感じるのだ。洗面器では濃い水溶液なのでこういうこともあろうかとは思うが、実際に若干の泡が立つ。これは洋画に出てきそうなフォームバスと同様のものなのだろうか、しかしブクブクの泡がたつというわけではなく、水溶液自体が石鹸水のような感じになっている。これはと思い濃い水溶液を手に取って顔に塗りたくり、剃刀でひげをそってみたところ大正解。石鹸水のような滑りはあるものの、石鹸とは根本的に異なり、保湿・保温成分でできているので髭剃りをしてもヒリつかず、しっとりとした剃り上がりになっていた。
記者の使い方としては、まず洗面器の濃い水溶液で髭剃りをしてからお風呂のお湯に戻すことで二度おいしい使い方をしている。
ちなみにシャワーで済ませる場合は、洗面器にいっぱい水溶液を作り、それを頭からかぶって全身を保湿できるようにしている。またぬめりやすべりはあくまでも濃い状態であり、また石鹸のように洗い流す必要もないので、朝や帰宅後の顔洗いや、手洗い後の「手湯」にもおススメしたい。
入浴剤のような一般的なものと完全になめていたが、こんなものが世の中に存在したのかという一種のショックでもあった。
※写真はすべて記者撮影
