ロウソクに火を点けようとしたらアルコールジェルに引火!? お盆参りに気を付けたい体験談が話題に

アルコールジェルで消毒した手でロウソクに火を点けようとしたら右手に引火してしまった……。

そんなお坊さんの危うい体験談がTwitter上で話題になっている。

件の体験談を投稿したのは慈弘山諦崇寺(奈良県奈良市)の住職、藤井崇文(@taisouji)さん。

https://twitter.com/taisouji/status/1291588213157449730?s=19

「右手が炎に包まれてビビりました!お盆参りに伺ったお檀家さん宅で、アルコールジェルで手を消毒して、ライターでロウソクを点けようとしたら、ボワっと 火気厳禁と分かっていたのに…言ってはいけないですが「まさか」でした。お盆のお坊さま方、ご注意ください。」

この事故はつい先日、お盆参りで訪れた檀家さんのお宅で起こったものらしい。藤井さんの右手は目に見える火傷には至らなかったが、その後もヒリヒリする感覚が残ったということだ。

藤井さんの投稿に対し、Twitter上では大きな反響が起こっている。

「お参りの前は石鹸で手を洗いましょう。
…かな。」

「ジェルの場合、手を擦った後でもまだ固形化した残りカスみたいのが少し手についてる事ありますからね…
液体のエタノールを噴霧するモノだと比較的早く気化して、そういった感じのリスクは減りますが固形化したカスの中にまだアルコール成分が残ってると…
大事にいたらなくて何よりです」

「自分も坊さんでして、これから檀家さん宅盆参りがやって来ます。
貴重なご経験をありがとうございます。
重々気をつけますね。」

「一瞬、代々右手に封印していた魔物が暴れ出したのかと思いました。
たいしたことなくて良かったです」

「病院からお寺に運ばれる人はたくさんいますが、お寺から病院に運ばれることの無きようお大事に。」

これからお盆真っ只中。ご自宅に仏壇のある方はお坊さんを呼んだり、ご自身でもロウソクや線香に火を点ける機会が多くなると思うが、その際はくれぐれもアルコール消毒材の扱いに用心していただきたい。

※藤井崇文(@taisouji)さんに許諾をいただいて執筆しました。

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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