沢田研二さん、急逝の志村けんさんに代わり『キネマの神様』で主演 「天国で一安心していると思う」「どちらもその世界のカリスマ」

新型コロナウイルス感染症のため3月29日に死去した志村けんさんに代わり、沢田研二さんが映画『キネマの神様』の主演を務めることがわかった。

同作品は1920年に松竹映画が蒲田撮影所を開所して以来、100周年を記念する作品。2008年に刊行された原田マハさんの人気小説を山田洋次さんの脚本、監督で映画化し、志村さんが映画初主演を務めることで注目を集めていた。

「志村さんの、お気持ちを抱き締め、やり遂げる覚悟です」と、志村さんの遺志を継ぐ決意を語る沢田さん。今回の発表にTwitterなどSNS上では大きな反響が起こっている。

https://twitter.com/haradamaha/status/1261425994574921728?s=19

「これは素敵なお話。
沢田研二さんと志村けんさんは顔つきが似ていて、二人でコントを度々やってた。実際仲も良かったみたい。
沢田さんは『太陽を盗んだ男』『魔界転生』等映画出演の経験もあるし、打役としては適役では。楽しみ。」

「志村けん主演映画の代役を沢田研二が務めるという事で、思い出されるのはかつて共演した『8時だョ!全員集合』でのコント。ジュリーが代役と言う事で志村さんも天国で一安心していると思う。まあ、ジュリーの演技力なら大丈夫だと思う。」

「全員集合世代はドリフの下っ端だった志村けんの代役に大スター沢田研二が抜擢されるとか想像もしなかっただろうな…。」

「トレンドにジュリーだとか沢田研二だとか出ていて、何事?まさか!?と本当にドキドキした(お年もお年だし悪い方の意味で・・・)。あぁ、良かった!!志村さんとジュリーの昔のコントとか超おもしろいからね。よくぞジュリーに!今年のコンサートは全部中止になっちゃったし嬉しい話題!」

「確かに志村ってカッコ良かった!なんとなくジュリーもリスペクトや親近感を持ってたのかもね。どちらもその世界のカリスマだもんな。」

今回、沢田さんが演じるのは、無類のギャンブル好きで映画を観るのが趣味の「ゴウ」こと円山郷直。高齢になってもギャンブル癖が抜けず家族に迷惑をかけていたゴウが、映画ブログ執筆をきっかけに娘と助け合うようになり、ついには「奇跡」を起こすというストーリー。

なお、本作と関連があるのかは明言されていないが、沢田さんは今年1月に開催されたコンサートのMCで「1年間通しての仕事が入った」と語り、コンサートツアーの規模を例年の約半分に減らすことを明かしていた。

※画像は「キネマの神様」公式サイト(リンク)から引用しました

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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