バナナを買ったはいいけど、1週間後くらいには黒く変色してしまったという経験がある人はかなり多いと思います。5~6本入りのバナナを一房購入して、1日1本ずつ食べたとしても1週間弱は冷蔵庫に入ったままですからね。真っ黒になってしまったバナナは泣く泣く生ゴミ行き、ということはよくあることではないでしょうか。
食べ物を無駄にしたくないという消費者の声もあったのでしょう。韓国のスーパーマーケット、Eマートが画期的なバナナのパック販売を始めました。「1日1バナナ」と名付けられたパックには、熟したバナナからあまり熟していないバナナまで、左から順番に6本のバナナが入っています。適度に熟したバナナを毎日食べ続けることができるという画期的なパックです。
E-mart in Korea is now selling the "One a Day Banana" pack,
containing several bananas of different ripeness
so that you can eat them over several days. pic.twitter.com/E98BzD8zN1— 🇰🇷 Jay Lim (임병준) (@aQuoteAday) 2018年8月8日
https://twitter.com/aQuoteAday/status/1027326788022632448
韓国系アメリカ人のある『Twitter』ユーザーがこの件をツイートしたところ、「賢いね」、「ノーベル賞に値する発明だ」、「(6本入りということから)韓国の1週間は7日じゃなくて6日なのか?」、「食べ物を無駄にしないという点で素晴らしいアイデアだ」、「アボカドもお願いしたい」、「これって1人暮らし用じゃね」、「単純なアイディアなのにこれまで誰もやらなかったね」といった声が寄せられています。
日本は食品廃棄量が世界でもトップクラスと言われています。こうした食品廃棄を未然に防ぐ取り組みがもっとあってもよさそうではあります。熟した度合いによってバラのバナナを1本ずつ並べてパックに入れるというところで人件費等々がかかることが予測できますが、どこかが最初に始めれば割とすんなりバナナの売り方のスタンダードになる気がしてなりません。
※画像とソース:
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2018/08/05/2018080501027.html