ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー婚約とジェニファー・アニストンの反応

  by あおぞら  Tags :  

『Mr. & Mrs. スミス』が封切られたのは2005年。ポスターが都会的で洗練されていてコレだけで見てみたいと思い映画館に向かった。テレビで頻繁に流された予告編は映画の面白さを期待させたが、実際見てみるとそれほどでもなかった作品と覚えている。映画館内も満席と言うわけではなく、ちらほらと空席も目立ったが、この程度でも興行収入はかなりよかった。

2012年4月、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが婚約したニュースをメディアは伝えるが、今まで夫婦同様の生活しているため電撃的ニュース扱いはなしで淡々と伝えている。”エキサイティング”なニュースソースではもうないと言える。

出会いと言うのは時にいじわるだと思うのは『Mr. & Mrs. スミス』のスミス夫人役は当初二コール・キッドマンだったのだ。二コール・キッドマンが役を降りたためアンジェリーナ・ジョリーにお鉢が回ってきたわけなのだ。ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは2004年に映画セットで初共演をした。そして翌年の2005年の1月7日にはピット&アニストン夫妻は別居することを発表していた。今こうして振り返れば随分と早業で別れたことになる。

世の中がわからないと思うのは、アンジェリーナ・ジョリーが国連難民高等弁務官事務所の親善大使を務め、世界中を動き回っていてそれは立派な行いと感心するのだが、一方で婚姻関係にある共演者と不倫関係を結んでいたのはどうも感心しない。それとこれとは別という感覚の持ち主だとしても、やはりジェニファー・アニストンがその事実を聞かされたときは寝耳に水だったであろう。

ブラット・ピットと別れてからのジェニファー・アニストンは女優としての格が若干落ちたのは否めない。ハリウッドのゴールデンカップルと呼ばれてはいたものの、ブラッド・ピットの方が圧倒的に俳優としての影響力は大きかった。それにジェニファー・アニストンのキャリアはピットと結婚することにより株が上がったのは事実である。アニストンはピットからの別れの切り出しを拒むことは出来ただろうけど、身を切られる思いで離婚に踏み切ったのだろう。

貧乏くじを引いたようなアニストンはピットと離婚後、週刊誌を賑わし何人もの相手と噂になった。今付き合っている俳優は無名に近く、キツイ言葉のコメンテイターなどはアニストンの交際相手を紐呼ばわりしている。実際、アニストンは50万ドル以上の高価なプレゼントを交際相手に与えて甘やかしていると芸能ニュースの見出しにはある。

アニストンはピットとジョリーの婚約について『”気にしていない”とソースは伝えている』と芸能ニュースサイトのE!にはあるけれど、かえって『おめでとう』と言った方が女優の立場としても良かった気がする。

それにしてもジェニファー・アニストンは損な役回りだ。話したくもない過去の古傷にこの婚約によりまた触れさせられるわけだ。

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの婚約のニュースには、どうしても前の妻のジェニファー・アニストンがセットでついてくるようだ。

画像:frickr from YAHOO!
http://www.flickr.com/photos/musique/68203335/

ニューヨークから発信しています