ガジェット通信でイラストと執筆を担当しているMOCAです。お待たせしました! 無印良品のインテリアアドバイザーさんにガジェット通信編集部オフィスを大改造してもらっちゃおう、という企画の第二回『プレゼンテーションの巻』をお届けします。
第一回の“現状把握の巻”はこちら
http://getnews.jp/archives/1456844
ちなみに現在のオフィスは相変わらず散らかっており、普段ずぼらな発行人ふかみんもさすがにおかしいと気づいたようです。
ふかみん「なんかガジェ通編集部のみんな、無印良品さんがきれいにしてくれるからって、片付けなくなってない?」
MOCA「そ、そんなこと……まぁ、かろうじてキープされてる感じはしますね!」
ふかみん「まずい、このままじゃまずいぞ。無印良品さんの提案が待ち遠しい」
MOCA「年初に引っ越ししてもう6月ですもんね。2つ提案を出してくれるそうですよ」
ふかみん「えーと、ところでどんな要望を出したんだっけ」
MOCA「えっ、もう忘れたんですかっ!」
というわけで、前回オフィスをみていただきながら打ち合わせをし、こちらからだした要望2点を振り返ります。
・同じ部署同士で固まりがちなので、もっと部署間でコミュニケーションできる場にしたい
・モノがどこにあるか探すのがめんどうなので、できるだけパッと見えるようにして欲しい
これをうけてどういうご提案をしていただけたのか、プレゼンテーションの様子をリポートします。
収納計画にあたって
まず、現在のオフィスの直すべき点をビシっと指摘されました。
いろいろなものを同じ場所にまとめてはいます! が、すっきりしていないためコミュニケーションが生まれていません!!
言われてみればそれぞれ自分の用事が済んだらさっさとデスクに戻って、コミュニケーションはしていないかも……。その問題点を解決するためのご提案がこちら。
コンセプトは“ヒトコトラボ”
「それぞれの行為を一カ所にまとめ整理することで、偶発的なコミュニケーションを生み出す場をつくります。コミュニケーションのきっかけとなる一言を創生する場所、名付けて“ヒトコトラボ”!」
有楽町店のインテリアアドバイザー金谷さんの熱いパッションがびんびん伝わってきます!!
「例えば本屋で本を取ろうとして、同じく取ろうとした人の手と手が触れてハッ! として偶然会話が生まれたりしますよね。そんなイメージです。生まれた一言から業務上の相談もしやすくなり、仕事の効率もUP!! 他部署スタッフとの関わりから新しいアイデア発見のチャンスも増えるかも」
そんな願ったり叶ったりの場にできるんですか!? “ヒトコトラボ”をつくる具体案は2つ。
プランA:モノを集める
現状をベースに整理するらくらく改善バージョンです。
・空間のセンターに収納を兼ねたミーティングテーブルとイスを設置。テーブルの下にはよく使う文具や資料を収納。
・壁際の一角を家具で仕切りパントリーにし、ここに現状では丸見えになっている冷蔵庫や消耗品、伝票などを隠す。
すこし配置を変え、整理するだけでだいぶすっきりしたイメージに。テーブルの周りに集まれば、ちょっとした一言からミーティングが始まるのが目に浮かびます。
プランB:モノで囲む
こちらは、大胆に変更! タイトル通り大改造バージョンです。
・間仕切り収納でモノをまとめ、空間を構成。
・中央は広々自由にくつろげるスペースにする。
収納スペースはたっぷりなので、あいている棚に観葉植物など置いたらおしゃれですね。
更にプランBのポイントとなるのが“日本の木”でできた家具。どういう家具なんでしょうか? 国産材家具担当のインテリアアドバイザー林さんが教えてくださいました。
無印良品の“日本の木”でできた家具とは?
「日本は国土面積の約67%を森林が占める世界3位の森林大国。それなのに木材の消費率のうち国産材は約30%にすぎないことを知っていましたか? 管理が行き届いていない森林は荒廃が進み、大きな問題となっているのです」
「そんな日本の林業の活性化に向け、無印良品は国産木材をつかった家具づくりに取り組んでいます」
快適なオフィスをつくることが環境問題の改善にもつながるんですね。今回提案いただいたユニットシェルフも、杉を製材するときにでる端材を活用したもの。丸太の丸みがある部分をカットし、それを内側に向けて集成材に加工しているので内側に空洞ができるのですが、側面に見えるその空洞部分が味わい深いデザインになってます。
実物を触らせてもらったのですがすべすべとしたやさしい質感がなんともここちよく、確かにこの家具で囲まれた空間は居心地がよさそうです。
この家具はオフィス向け家具となっていますが、なんと自宅用でも対応可能とのこと! ご興味ある方は取扱い店舗にお問い合わせしてみてくださいね。(有楽町・名古屋名鉄百貨店・グランフロント大阪・MUJIキャナルシティ博多)
まとめ
現実的ならくらく改善バージョンと予算度外視大改造バージョン。こんなすてきな提案をしていただきワクワク感がとまりません。ここからみんなでどうするかを話しあっていきます。
果たしてガジェット通信編集部はどう生まれ変わるのか!?
(次回に続く)