濃厚魚介豚骨のド真ん中!『濃厚魚介とんこつつけ麺』を食す 博多『ラーメン海鳴』@『最強ラーメンFes,』

『大つけ麺博プレゼンツ 最強ラーメンFes,』の最終週、第四陣もいよいよ佳境です。

全国から東京都ヤンチャ区町田市のシバヒロに、美味しいラーメンが集まるという事で、最終週の第四陣には多くのお客様にご来場頂き、誠に有り難う御座います。

「え? 町田でそんなイベントやってたの?」

という、うっかり者は自分の情報収集力のなさを胸に抱いたまま、次回も町田で開催されるかもしれない奇跡を願うしかありません。

『ラーメン海鳴』

福岡の博多から、はるばるやって来た『ラーメン海鳴』は、地元で4店舗を展開する実力店で御座います。

九州博多と言えば博多ラーメン、博多ラーメンと言えば九州博多でして、ぶっちゃけ

「え? 博多にも普通のラーメンあるの?」

みたいな印象の筆者で御座います。っていうか、「普通のラーメンが博多ラーメンだろ!」みたいな九州男児の声も聞こえて来そうですが、関東でのイメージはこんくらいなので御了承下さい。

『濃厚魚介とんこつつけ麺』を食す!

もともとが『大つけ麺博』のスピンオフ企画であるからか、微妙に“つけ麺”の勢力が強い『最強ラーメンFes,』で御座います。

しかも全国から名店が集まっているので、かなりの激戦が繰り広げられている事は間違いありません。

ということで、気になる『ラーメン海鳴』の『濃厚魚介とんこつつけ麺』ですが、そのお味はどんな感じでしょうか?

スープは流行りの濃厚魚介豚骨である!

つけ麺のスタンダードとも呼べる地位を確立した“濃厚魚介豚骨”ですが、この『ラーメン海鳴』は“二度炊き製法”でスープの炊き方がオリジナルだそうです。

しかし!

食べる側にとっては作り方よりも味の方が肝心なのは、言うまでもありません。

最近は濃厚魚介豚骨も超濃厚な“ドロ系”と呼べるほどのスープがありますが、この『濃厚魚介とんこつつけ麺』は、そこまでブリックスは高くないです。

それでも豚骨のボディと魚介の風味を合わせたスープは、つけ麺にはベストと呼べる仕上がりで食べる人を満足させてくれます。

個性的な店が集まる『最強ラーメンFes,』で、この『濃厚魚介とんこつつけ麺』の素晴らしい所を挙げろと言われると悩んでしまいますが、濃厚魚介豚骨の真ん中ら辺のスープって事でどうでしょうか?

麺は中太ストレート麺である

麺は加水率高めでツルツルシコシコな“中太ストレート麺”です。

これも最近の個性的な“つけ麺”と比べてしまうと、アピールするポイントを探すのが難しいのですが、極太麺よりも食べやすく初心者向きである点は、ラーメンイベントでは重要な要素だと思いました。

ラーメンマニア以外も訪れるので、あまり尖ったラーメンは不評を買う事も少なくないからです。

チャーシューが肝か?

バーナーで炙った風な焦げ目があり、ボリュームも含めて『濃厚魚介とんこつつけ麺』の最大のセールスポイントになる可能性を感じたのですが、これまた特別感はありませんでした。

いや、チャーシューの為に専用の釜を持って来たり、終始チャーシューを七輪で焼く係が居る店の方がアレなんですけど、その様な最強ラーメンが集まるので、“普通”みたいな評価になってしまうのは否めません。

『濃厚魚介とんこつつけ麺』 総評

『最強ラーメンFes,』では全てのラーメン、つけ麺を食べた筆者ですが、この『濃厚魚介とんこつつけ麺』も“つけ麺”としては美味しかったです。

むしろ、町田はラーメン激戦区なのですが、その中に『ラーメン海鳴』が入ったら、かなり上の方に来ると思います。

しかし!

『最強ラーメンFes,』のラーメン達は、まさに最強クラスでして、その個性も強烈なラーメンが少なくありません。

そうなると、普通に美味しい、もとい普通より美味しいんだけど“個性”をアピールするのが難しい店は、どうしても苦戦してしまう予感です。

ここら辺、ラーメンイベントの面白さでもあり厳しさでもあるのですが、この『濃厚魚介とんこつつけ麺』の美味しさを上手く伝えるのが難しいってのは否めません。

というわけで、記事的には「普通かよ!」みたいな突っ込みも入りそうですが、筆者的には“濃厚魚介豚骨”のつけ麺として美味しかったと言っておきましょう。

それでは、是非みなさんも『濃厚魚介とんこつつけ麺』を食べてみて下さい。

『最強ラーメンFes,』公式サイト
http://dai-tsukemen-haku.com/ [リンク]

『最強ラーメンFes,』会場、『町田シバヒロ』地図

酒と料理に情熱と脂肪を燃やすフリーライター ”日の丸構図で寄りまくる!”と言う素人写真を武器に暗躍する。美味しい料理を世界にバラ撒く”飯テロリスト”として各国の情報機関にブックマークされたが反省はしていない。 取材依頼(新店舗、新メニューのPR)その他記事の執筆依頼は下記のメールアドレスまでお願いします! [email protected] なんとなく作ったサイトも絶賛稼働中! http://foodnews.jp/

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