先日、オリエンタルカレーの「オリエンタルカレーフェア」に行ったという記事とオリエンタルカレーのマスコットキャラクター『オリ坊』のイラストを書かせて頂きましたが、
[リンク]「懐かしの家庭の味」オリエンタルカレーの「オリエンタルカレーフェア」が各地で開催中! https://rensai.jp/95873
「オリエンタルカレー」を実際に食べてみた感想をレポートしてみたいと思います。
一応私は、調理師免許を持つ調理師であり、とある食品会社(※決して「オリエンタル」ではありません)にて「カレールゥ」を製造した経験があります。
(しかも、古い工場でしたので手作業で調味料を計量したり、製造していました。)
今回購入し食べたのは
「マースカレー レトルト版」です。
【商品情報】
品名:カレールウ
原材料:小麦粉、食用油脂(豚脂、牛脂)、カレー粉、食塩、砂糖、トマトペースト、コーンスターチ、粉乳、リンゴペースト、ピーナッツバター、ニンニク、醤油、ビーフエキス、香辛料、調味料(アミノ酸等)、 カラメル色素、乳化剤
<チャツネ>リンゴペースト、砂糖、リンゴ酢、玉葱、マンゴ、トマトペースト、レーズン、生姜、食塩、ニンニク、香辛料、カラメル色素、調味料(アミノ酸)
内容量:130g(カレー105g・チャツネ25g)
賞味期限:18ヶ月
[リンク]「マースカレー レトルト版」購入ページ (オリエンタルカレー ネット通販サイト より)
http://oriental-shop.jp/SHOP/1009.html
【採点】(10段階評価)
総合 :★★★★★★★★
辛さ :★★★
スパイス:★★★★★★★
深見 :★★★★★★
具 :★★★★★★
【感想・レポート】
まず見た目ですが、パッケージのように鮮烈な黄色です。一般的なカレーのイメージだともっと茶色がかっているイメージなのですが、いかにも甘口っぽい見た目でした。
ルゥの味ですが、やはり辛くは無く食べやすい味で、「懐かしい」というワードにふさわしいものがあります。
このあたりのマイルドさは上記の材料「トマトペースト、コーンスターチ、粉乳、リンゴペースト、ピーナッツバター」「<チャツネ>リンゴペースト、砂糖、リンゴ酢、玉葱、マンゴ、トマトペースト、レーズン」によるものだと思います。カレーにフルーツなどを入れて甘さやまろやかさを出すのは定番ですが、マースカレーはリンゴ、マンゴ、レーズンを入れているようです。
そして「粉乳」「砂糖」「ピーナッツバター」あたりが「甘さ」を出しているのだと思います。
さらに「トマトペースト」「リンゴ酢」あたりでしょうか、「酸味」も結構感じました。
「甘口カレー」と言ってしまうと、大人や辛党の方は物足りなく感じるでしょうが、マースカレーは結構「スパイス」が効いています。
上記では「香辛料」とあり詳細が書いてありませんが、各種スパイスを調合して入れてると思われます。
余談ですが、私がとあるカレー工場で働いていた時は、原液では取扱いに注意しなければならない(目に入ったりすると危険)唐辛子系の調味料などを入れておりました。
具に関しては、写真でおわかりのようにジャガイモ、ニンジンがわりと大きめに入っており、食べ応えがあります。具材からして「定番のカレー」だと言えます。
【マースの意味】
「オリエンタル マースカレー」のって、なんで「マース」っていうのか?・・・と思ったら、箱の裏に書いてありました。
『MARS…Mango Apple Raisin Spice』
・・・「マンゴー」「アップル」「レーズン」「スパイス」の頭文字で「MARS」という訳です。
たしかに、私の感想通りで、「マンゴー」「アップル」「レーズン」の甘さをベースに「スパイス」を利かせている、という味です。