アメリカでルームシェアをしてみよう!

  by Jun  Tags :  

アメリカのアパート事情とは?
アメリカで生活するにおいて重要なのは住居。
学生の場合、お金がないので安く住みたい。そんな中で、アメリカの学生や留学生はアパートをシェアして暮らしている。

シェアと言っても、一般的にはリビングとキッチンが共有スペースになっており、
個室とバスとトイレは個人で使用するため、プライベートは守られている。
それ以外にも、パーティルームやテニスコート、バスケットコート、バレーコートやプールやトレイニングルーム、学習ルームを無料で使うことができる。時々、イベントが開かれて、無料で料理が配られる。

こんなんでもうかるの?
こんなに至れり尽くせりでアパートはもうかっているのかと思われるかもしれない。
しかし、そこは商売上手である。固有スペースが大きくないのに加えて、2~4人でシェアしているため、一人に部屋を貸すより単位面積あたりの収入が多いのである。

それでは、アパートに住んでみよう!
まずは、インターネットや地域の無料情報誌でお気に入りの物件をさがしてみよう!特に学期の始まる前の月はたくさんの物件情報が掲載される。
初めてアメリカに来た方は、英語力に不安があるかもしれない。でも直接アパートに訪問してみよう!アメリカ人はフレンドリーなので(一応アパート側も商売なので)気さくに対応してくれる。それにアパートのモデルルームを見ることができる。気に入ったアパートが見つかったら契約してみよう。

ルームマッチングとは?
部屋をシェアすると言ってもやっぱりお互いの相性は必要。
そこで、ルームメイトマッチングとしてだいたい次のような項目を記入する。
エアコンの温度(暖かい方が好む、冷たい方が好む)
部屋の整理整頓(きれい好き、部屋が汚くても気にしない)
アルコールの頻度(どのくらいお酒を飲むのか)
タバコ(タバコを吸う、タバコを吸っている人がいたら気になるか)
活動時間(朝の起きる時間、夜寝る時間)
学習の頻度(どのくらい学習をするのか)
社交性(積極的か消極的か)
パーティ(パーティ好きか、どのくらいの頻度でパーティをするのか)
静かさ(音楽やテレビの頻度、静かなところを好むのか)
シェア (物品をシェアすることに抵抗がないか)

注意点
アメリカのアパートに住むにあたり、いくつか気をつける点がある。
まず、家賃はきちんと期日までに払いましょう。(日本と違って大家さんは、待ってくれません。期日をすぎると罰金を払わされ、1日ごとに延滞金が増える。)車は登録し、ステッカーをすぐに車に張りましょう。(日本と違い、アメリカの場合は勧告なしに即レッカーされる。)

世界中の留学生が集まるアメリカ。どんなルームメイトと住むかは運次第。ぜひ、アメリカに留学した際には挑戦してみてはいかがだろうか?

工学博士。元NASAの研究者。現在はフロリダの研究所勤務。世界中を旅しながら研究を続ける放浪研究者。