愛知県名古屋市の繁華街、栄に27年ぶりに復活した『南大津通歩行者天国』(以下、歩行者天国)に行ってきました!
1970(昭和45)年9月6日(日)~1984(昭和59)年9月まで、名古屋で初めての『なごや日曜遊歩道』(通称:歩行者天国)が南大津通り(名古屋市中区:栄交差点~矢場町交差点約700m)で実施されていました。
このたび、南大津通歩行者天国協議会は、名古屋栄のにぎわいづくりとして、2012年4月からの本格実施に向けて、今年9月より『南大津通歩行者天国』のテスト実施をいたします。
『南大津通歩行者天国』公式サイトより
http://www.sakaeminami.jp/walkstreet/index.html
9月18日(日)12時からテスト実施が始まった歩行者天国ですが、1週遅れの25日(日)に行ってきました!
この南大津通は、百貨店が集中している通りで、若者から年配の方まで、またはお値打ちなものから高級な物まで、オールマイティにそろう人気のある通りでもあります。
栄交差点のある三越百貨店と丸栄百貨店~矢場町交差点のPARCOまでの約700m、中央分離帯はあるものの広い道路を自由に歩けるのは、名古屋で歩行者天国を歩いたことのない世代の記者としてはとても新鮮でした。
名古屋は地下街の文化が発達しているので、地上への集客にもつながってほしいとの願いも込めているそうです。
歩行者天国内には、数か所パラソル&ベンチが設置されており、飲料などの露店もあるので、歩き疲れたら気軽に休める配慮もされています。
栄交差点から広小路通に向かって撮影しました。
中央分離帯に沿って歩行者天国内に数か所設置されているパラソルと椅子。
実際に座って見ると、とても開放感があり、清々しく感じました。
歩行者天国へ入る道路には、このような交通規制の柵と看板が設置されています。
「歩行者天国の立て看板や道路規制看板が珍しいのか、写真を撮る利用者が多いですよ」(警備のお姉さん談)
矢場町交差点(PARCO側)を若宮大通に向かってのアングル。
若宮大通は、100m道路*と呼ばれており、日本に3本ある100m道路の中の1本です(他には名古屋市中区の久屋大通、広島県に1本あります)。
*:「100m道路」『Wikipedia』
http://ja.wikipedia.org/wiki/100m道路
矢場町交差点から撮影したPARCO。
通常、このアングルでは撮影ができないので、歩行者天国ならではの一枚です。
歩行者天国利用者に向けてのお願い立て看板です。
今年の歩行者天国は、テスト実施期間のため、イベントは特に行わないとのことなので残念ですが、来年の本格始動で、どのようなイベントが開催されるのか楽しみで仕方がありません。
ただ、歩行者天国を利用する際に気をつけてほしい事ももちろんあります。
「自転車走行、路上喫煙、ビラ・物品の配布、パフォーマンス等、通行の妨げになる行為はご遠慮ください」とのことです。
記者としては、ついつい10月末の日曜日にはハロウィン的な何かを期待してしまうのですが……ちゃんとルールを守って楽しく歩行者天国を利用したいですね。
実際に歩行者天国を歩いてみて、“いつもとは違う開放感と特別感”に包まれました。
清々しい気分になりましたので、気分転換にちょうど良いと思いますよ。
オススメです!
開催日時
『南大津通歩行者天国』は、以下の日曜日に開催されます(開催時間に注意)。
9月18日、25日、10月2日、9日 12時~18時
10月23日、30日、11月6日、13日 12時~17時
詳しくはホームページをご覧ください。
『南大津通歩行者天国』
http://www.sakaeminami.jp/walkstreet/index.html