最近、若い方と名刺交換する際に、名刺の扱いを含めたマナーに不満を感じる事の有る筆者。
今日名刺交換した若者は、筆者の名刺を受取ると、それを財布に仕舞いまして、おじさんは絶句してしまいました。
そもそも、最近の若い方は、100均の名刺入れを使ったりしていますが・・・いわゆる100均で売っているタイプの名刺入れは、社会人の名刺入れとしては、あまり芳しく無いんですよね。。。
100均で売っている名刺入れは、アルミ製で一見、スタイリッシュに見えるかもしれませんが・・・。
名刺入れと言うのは、ビジネスシーンで意外と見られているものです。
社会人にふさわしい名刺入れを持ちましょう!
名刺入れというのは、自分の名刺だけでなく、相手から頂いた名刺も入れたりします。
その為、名刺入れには複数の収納箇所(ポケット)が必須です。
複数の収納箇所(ポケット)がない名刺入れだと、自分の名刺と他人の名刺をごっちゃにして入れてしまわなければいけなくなってしまいます。
相手から名刺を頂く事が無い、一方的に配り歩くだけの方(飛び込みセールスマンや店頭販売などの方)ならば、複数の収納箇所(ポケット)が無くても不都合が無いかもしれませんが、名刺交換するのであれば、名刺入れを選ぶ際は、頂いた名刺を収納する事を考え、複数の収納箇所(ポケット)が付いているモノを選びましょう。
素材に関しては、言うまでも無く、上質な革製です。(名刺入れは、名刺の収納だけでなく、相手から名刺を受け取る際のお盆代わりにも使用する為です。商談中は相手の名刺を自分の名刺入れの上に乗せた状態でテーブルの上に置きます。大事な商談相手の名刺を乗せるモノですから、上質な革製こそが申し分ない逸品であり、相手にも好印象を与えるのは、言うまでもありません。)
続いて、名刺交換の正しいマナーです。
あらかじめ名刺入れを手元に用意しておき、すぐに名刺を取り出せるようにしておきましょう。
目下あるいは訪問者の方から相手に近づき、先に名刺を出します。
もし先に目上の人に先に名刺出されてしまった場合、「遅れまして申し訳ございません。」と断って受け取り、すぐに自分の名刺を差し出します。
着席していても、名刺交換は必ず立ち上がってするのがマナーです。名刺を片手で持ち、もう片方を添えながら、相手に正面を向けて差し出します。
このとき社名・部署名・フルネームを「○○の△△と申します」と名乗ります。
この時、相手が差し出した名刺の高さよりも低い位置で差し出すことで、謙虚さを表すことができます。また、相手の顔を見て、にこやかに渡すのも忘れずに。また、お互いに同時に名刺を差し出している場合は、お互い右手で差出し、左手で受け取ります。
受け取ったら、すぐに右手を添えるようにします。相手の名刺を受け取ったら、「頂戴いたします。よろしくお願いいたします」と答えます。
このときに、「珍しいお名前ですね。何とお読みすればよろしいでしょうか」「素敵なお名前ですね」など一言添えると、緊張した空気も和らぐでしょう。ただし、こうして会話を交わす時も、基本的に名刺は胸より上の高さでキープしてください。受け取った名刺は、すぐに名刺入れにしまわないようにしましょう。
名刺入れの上に併せて持ち、テーブルがある応接室などの場合は、椅子に座った後にテーブルの上に名刺入れ、名刺の順に積み重ねておきます。名刺をしまうタイミングは、その場の雰囲気によって判断します。基本的に、「相手の名前を覚えるまで」ですが、大体の場合、テーブルに置いた名刺を名刺入れにしまう動作は、打ち合わせや商談がそろそろ終わるという時の合図になります。名刺をしまうタイミングは周りの人に合わせておけば間違いないでしょう。
相手が何名かいて、すぐには全員の名前を覚えられないときは、机の上に、相手が座っている順番に並べると顔と名前が一致して、覚えやすくなります。Yahoo知恵袋より
そして、個人的にとても大事だと思うのですが、受け取った名刺は大切に扱いましょう。(大切に扱ってね!)
頂いた名刺を財布に入れるのは・・・印象が良く無いですよ!