我々が生活の中で払っている『税金』。この税金はさまざまな目的に使われていますが、もし税金がなくなったらどのような世界になるのでしょうか。
税金がなくなったら
税金は道路や社会保障、学校の教材などに使われます。道路は税金でできているので、税金がなかったら道路を造ることができず、車やバイクなどを運転することができません。また、歩行者も安全に歩くことができません。社会保障は生活困窮者の支援などを行なう制度です。税金がなくなってしまったら、支援ができなくなり、生活困窮者などは生活ができなくなってしまいます。これらの他にも、税金がなくなると、警察が駆けつけてくれない、医療費が高くなるなどいったことになります。警察の給料は税金から支払われているので、税金がなくなったら人件費が払えず、警察を出動させることができません。医療費の数十パーセントは税金で補助されています。税金がなくなってしまうと、医療費を全額負担しなければならなくなり、経済的に大きな負担がかかります。
我々が払っている税金はこのようなことに使われています。税金がなくなってしまうと、困ることが多くなります。税金は我々の生活を支える役割を果たしているのです。