まるで、今年いきなりデング熱が流行したかのように
メディアでは報じられているが、実は昨年にその予兆はあった。
2013年8月にドイツ人の日本へ旅行中の女性が
帰国後にデング熱を発症したという事例があった。
女性は、「(山梨県)笛吹市で蚊にさされた。」と報告しており、
今回の感染源となっている代々木公園と、場所は異なるものの
ウイルス自体は国内で存在していた。
今年、厚生労働省は、これに対し「(日本)国内でデング熱に感染した可能性を否定できない。」と
発表していた。
(厚生労働省HP:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000034381.html)
そのような事例があったにも関わらず、厳密な検査をし、
対応をしなかった政府、自治体にも責任が求められる。
代々木公園周辺に立ち入っていなくても、
蚊にさされ、体に少しでも異変を感じた方は、病院で
精密な検査をされることを推奨したい。
写真は代々木公園公式HPによる http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index039.html