センバツ甲子園におまえらのヒーローが帰ってくる!3月22日、日本文理高・小太刀緒飛選手に注目!

  by 松平 俊介  Tags :  

試合中にyahoo知恵袋「彼の名前の読み方はなんでしょうか?」という質問が。2ちゃんねる実況も「苗字もだが、名前の方もなんて読むのか分からない」と騒然

3月21日(金)から甲子園で始まる、毎年恒例の春の選抜高校野球(第86回選抜高等学校野球大会)。出場選手の中に、ネットで話題のある選手がいる。
優勝候補、新潟代表の日本文理高校の投手兼一塁手、小太刀緒飛(こだち・おとわ)選手だ。
とにかく読みが珍しいということで、昨年夏の甲子園大会でテレビに映されるやいなやネットで話題になった選手である。
彼の人気は、テレビ中継中にyahoo知恵袋に

「彼の名前の読み方はなんでしょうか?」
(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12111504667)

という質問が投稿されるほどであり、
毎年恒例の2ちゃんねるVIP板高校野球実況でも、

インパクト抜群の苗字でスレを騒がせた2年生左腕。
苗字もだが、名前の方もなんて読むのか分からないと大いに話題になった
(http://seesaawiki.jp/w/mamono_kousienn/)

とわざわざ特筆されるほどであった。

名前が珍しいだけではない!実力だってあるんだ!

実は小太刀選手、実力の方もかなりのものである。

日本文理高校は秋の北信越大会優勝校、明治神宮全国大会準優勝校であり、その高校で絶対的エースで強打者の飯塚悟史投手に次ぐ選手として報道されているのが小太刀選手なのだ。

主催の毎日新聞社から出ているセンバツの公式ガイドブックには、

 飯塚投手は、球速143キロでスライダーのキレの良い球を投げる。打っては明治神宮大会決勝でバックスクリーンに超特大のホームランをぶち込んでいる、チームの大黒柱だ。
小太刀選手は飯塚投手と並び、甲子園でも登板経験がある左腕の投手だ。昨年の甲子園で一番打者だった竹石稜選手と並んで、「足の速い、貴重な選手」(大井道夫監督・談)。選球眼もよく、出塁率も高い。(要約)

とあるほどである。

小太刀選手の今季通算成績は、投手として3試合で完投1回、防御率0.90。打者として打率3割1分7厘、安打13、四死球が11、盗塁3と決して悪くない。

小太刀選手の日本文理高校は、3月22日の1回戦第2試合で愛知代表の豊川高校と激突する。高校野球ファンには必見の試合になりそうだ。

(画像は日本文理高校公式webサイトより http://www.nihonbunri.ed.jp/)

企業のニュースリリースライターを足掛け4年経験。現在はライターのみならずwebディレクターやテレビ番組の企画にも関わっている。タウン誌や飲食関係の媒体の制作にも携わる。 大学時代は書家や歴史作家について修行をしていたことも。(雅号:東龍) 地域の埋もれた歴史を掘り起こしたり、街歩きをするのが好き。これまで関わってきた雑誌は「散歩の達人」「週刊SPA!」、放送局では主に関東ローカルテレビ局の企画を担当。

ウェブサイト: http://touryuuuan.blog.jp/