中新網3月2日の総合ニュースによると、公安部治安管理局は、1日夜に発生した昆明駅での刃物による殺傷事件は重大な暴力犯罪行為であるとし、警察は法に従い厳重に犯罪行為を取り締まると強調したと報じた。
公安部治安管理局公式微博アカウントは3月2日深夜、現在、事態は落ち着きを取り戻しつつあるとし、負傷者はすでに治療を受け、事件解決のために捜査中であると発信した。凶悪犯はどんな動機があろうと、罪のない人々を殺害することは、全世界の敵であり、警察は断固として手加減せず取り締まると報じている。
官辺筋によると、1日夜に発生した昆明駅の殺傷事件は2日零時までに27名が死亡し、109名が負傷したと明かされた。その他にも、雲南省公安局は、インターネット上では昆明駅での暴力事件以外に、他の場所での暴力事件の情報も伝えられていると報じた。
3月1日夜22時頃、武装した男集団が昆明駅広場や切符売り場に突入し、目に入った人を切りつけた。新京報によると、昆明120救急センターの作業員の話では、すでに現場へ5台の救急車が向かっており、昆明駅と各大病院を往復しているという。昆明救急センターによると109人が負傷、3人が亡くなったとのことだ。
目撃者によると、男集団は刃物を手に持ち、黒い服装で統一されていたという。人を見つけると切りかかり、現場には多数の負傷者がいるとのことだ。警察グループが現場に駆けつけた後、駅構内から銃声が響き、武装集団の数名が警察に殺されたという。
このほか、中央テレビ局ニュースセンター公式微博アカウント“央視新聞”の情報によると、“昆明市大樹営で今夜発生した暴力事件”に対して、雲南省公安局は噂を否定し、現在インターネット上では昆明駅での暴力事件以外に、他の場所での暴力事件の情報も伝えられていると報じた。
※画像は中新網より引用。