新橋は最高の飲み屋街である。サラリーパーソンが働く街でもあるが、サラリーパーソンが癒やされる街でもある。そんな新橋には、様々な飲食店が存在し、街を訪れる客たちを楽しませてくれる。
<新橋で飲食するならココに行けば間違いない飲食店10選>
そこで今回は「新橋で飲食するならココに行けば間違いない飲食店10選」と題して、新橋のおすすめできる名店を厳選してお伝えしたいと思う。ランチとして、ディナーとして、飲み屋として、テイクアウト店として、あらゆる用途で素晴らしいお店ばかりだ。
1. ラーメンニキ
ラーメンニキって知ってる? 東京・新橋にあるラーメン屋さんなのだが、ここに行けば間違いないラーメンが食べられると評判。ラーメンニキの店主はラーメンニキさん。そのラーメンニキで食べられるラーメンがおいしい。ふだんお店で出しているラーメンとは別に、特別なラーメンが食べられる日がある。たとえば「ハイブリッドチャーシュー醤油豚骨ラーメン」はそのひとつ。
このラーメン、ビジュのインパクトがスゴイ。ビジュのインパクトがスゴイけど、食べるともっとスゴイ。ビジュのインパクト以上に、ディープなおいしさで驚かされるのである。まず、チャーシューが2種類使われている。どちらも超絶ジューシーで、食べればあふれる旨味エキス。脂身じゅわっ、赤身ふわわっ、たまらない甘美なるチャーシュー。
そて何より驚きなのが麺。なんと、2種類の麺が使われているのだ。細麺とラーメン二郎系太麺のハイブリッドなのである。ひとつの丼で、2種類の麺。まさにこれ、ラーメン革命。
「ラーメンニキ」(東京都港区新橋3-16-9 共立ビル1F)
2. 城喜元
もし刺身と日本酒が好きならば、JR新橋駅から徒歩2~3分ほどの場所にある居酒屋「城喜元」は絶対に間違いない立ち飲み屋である。
ここはいつも大盛況で、料理の質と価格だけでなく、大将とのコミュニケーションを楽しみに訪れる人も多くいると思われる。一人客もいれば二人客もいるし、誰でも入りやすいのも嬉しい。狭い店内だからこそ感じるぬくもりも癒される。
ここの刺身はウマイ。これだけは何度も言っておきたい。城喜元の刺身はウマイ城喜元の刺身はウマイ城喜元の刺身はウマイ城喜元の刺身はウマイ! ウマイのである。ここで絶対に食べておきたい料理は、刺身の三点盛り。大将が仕入れた間違いない魚介類を客が3種類選び、刺し盛りにしてくれる。
「城喜元」(東京都港区新橋4-14-6)
3. かど平
東京・新橋に、不思議な感じの激ウマ寿司屋があるのをご存じでしょうか。それは「かど平」。店内に入ったら食券を買ってから立ち食い寿司を食べる居酒屋です。とにかく、入店したら食券です。
食券を購入したら、店員さんの指示に従ってカウンター席に行きます。立ち食いなので、椅子はありません。案内されたカウンター席の前に立って食べることになります。
席に着いたら、自分の名前を告げます。筆者はくどうなので「クドウです」と伝えました。まず最初の注文はドリンクからになります。ドリンクは何にするか聞かれるので、「生ビールで」「チューハイで」などと伝えます。そしてさっき購入した食券をドリンクの金額分だけ渡します。
ドリンクはプラスチックカップで渡されますが、誰が注文したカップなのかわかるように、マジックで名前が書かれています。筆者の生ビールには「クドウ」と書かれていました。ちなみに、生ビールをおかわりするときは、このカップを渡して注いでもらいます。
「かど平 新橋店」(東京都港区新橋3-6-11)
4. 大統領
日本でいちばんルールが厳しい居酒屋といわれている、伝説の焼鳥居酒屋がある。それは東京・新橋の「出世酒場 大統領」。ここ、極めておいしい焼鳥が食べられるのだが、入店ルールが極めて厳しいことでも知られている。
入店できたとしても、まだ厳しいルールは存在する。少なくともお酒を3杯飲む必要があり、ちょい飲みは不可能。しかも1人3杯のオーダーが必須であり、お酒をシェアすることは禁止されている。そのほかのルールやお店の方針は以下のとおりである。
<ルール>
1人客禁止
1軒めじゃない人禁止
最低3杯飲まない客禁止
酒が弱い人は禁止
ちょい飲み禁止
アルコール薄め罰金(濃いめは無料)
酒シェア禁止
店に見合わない客は代金30%増し
焼鳥の注文は最低3種類から
焼鳥の追加注文も最低3種類から
焼鳥の注文は人数分必要
焼鳥串から肉抜き禁止
酒の注文が止まると退店
<最低3杯飲まない客禁止について / 店内掲示>
1杯しか飲まない奴: 論外
2杯しか飲まない客: 赤字
3杯しか飲まない客: とんとん
4杯飲むお客さん: 黒字
5杯飲むお客さま: 大感謝
憶測でしかないが、上記のルール以外にも「あまり注文せずダラダラゆっくり飲み禁止」「料理をなかなか食べないの禁止」などの裏ルールがあるかもしれないので、お店にとって良い客である必要はありそうだ。しかし、ルールさえ守れば、楽しく美味しく過ごせる居酒屋なのも事実なのである。大統領、なにより、焼鳥が美味しすぎる。大統領は厳しいルールが話題になりがちだが、実は、かなり焼鳥が美味しい名店としても知られている。事実としておいしい。かなり、おいしい。
「出世酒場 大統領」(東京都港区新橋3-18-3)
5. 鶴松
新橋にはステキな焼肉屋が多くあるから、どこに行こうか迷ってしまうことないだろうか。迷ったらとりあえず鶴松に行くことを強く推奨する。ここは「ウマさ」と「ビジュアル」と「コスパ」のすべてにおいてパーフェクト。2人組やグループで食べているお客さんが多く、一人焼肉専門店ではないが、一人客も快く受け入れてくれる。鶴松での一人焼肉、最高オブ最高。
鶴松で一人焼肉をするときは、ライスは必須。ここは「ライスがおそろしく美味しく食べられる焼肉」ばかりだから。おそろしいほどウマイ。「えぇ! 味ヤヴァス! ヤッベ! マジヤッベ!」と思えるほどウマイのである。なのでライスは必須。ちなみにライスは麦飯で、オススメのサイズは大盛り。鶴松では、ライスは多いほど良い。焼肉を受け止めるライスが多いほど、満足レベルが高まる。
鶴松では、名物の生ロースの注文は必須。絶対に食べてほしい。そして鶴松カルビも食べてほしい。これもまた名物。どちらも、とりあえず1人前を注文するべき。そしてそれを焼きつつ、ライスとの調和を楽しむのである。お酒以外のドリンクは、烏龍茶がオススメ。スッキリ感が鶴松の焼肉のウマさを際立たせてくれる。
「鶴松 2号店」(東京都港区新橋3-13-2 IKENO-5 2F)
6. むさしや
ご存じだろうか。東京・新橋のニュー新橋ビルにある、ウマすぎてランチも夜も大行列の洋食屋「むさしや」のことを。ニュー新橋ビルにはたくさん飲食店がテナントとして入っているが、特に絶大な支持を得ている飲食店が「むさしや」。
お店の面積のほとんどが厨房。客席は超狭いカウンター席のみ。店内に空席待ちで待機する場所はない。でも、ウマすぎて食べたい人は多く、ニュー新橋ビルの通路に、行列がずらーっとできる。ずらーっと。ずらーっとね、できるのである。
この「むさしや」でもっとも人気があるメニューはオムライスだ。ここのオムライスは、まさにご馳走洋食。ふっくらと仕上げられたオムライス、ナポリタン、キャベツ、そしてケチャツプで構成されている。ケチャップではなく、ケチャツプといったほうが美味しそうなので、あえて、そう言う。たっぷりケチャツプがオムライスにかけられている。
「むさしや」のオムライスの良さの重要ポイントは、ケチャツプにあると考える。オムライスのライスはケチャツプライスだ。ナポリタンもケチャツプだ。そしてオムライスにケチャツプがたっぷりとかけられている。徹底的にケチャツプの調和とグラデーションを楽しむオムライスなのである。
「むさしや」(東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル1F)
7. まるや
東京のJR新橋駅から直結しているビルに、立ち飲みとんかつ屋があることをご存じでしょうか。立ち飲みできるとんかつ屋、いや、とんかつ食べられる立ち飲み屋、どっちだろうか。どちらにしても最高オブ最高。
その店は「立呑み とんかつ まるや 新橋店」。いつも、極上のとんかつとお酒を求めるお客さんたちで賑わっているお店である。「まるや」店内は、厨房を囲むようにカウンター席が設置されている。そして厨房には大きな油鍋があるのだが、これがもう、素晴らしい。
なにがどう素晴らしいのか? ずっと加熱し続けているのに、油から煙が出ていないのである。揚げても煙は出ない。そう、徹底的に、温度管理して油の劣化を激減させていると推測する。お店によっては劣化しまくった油でガンガン揚げていることも多々ある。ここはしっかりと美味しい揚げ物をお客さんに出してくれる良店であることがわかる。
とにかく、とんかつの仕上がりが素晴らしい。サックリとした衣、そしてシットリとした豚肉、それがもうビールに合いすぎる。とんかつ以外にも魅力的な揚げ物がある。特に押したいのがベーコンエッグのフライ。これはもう職人技としか言いようがない逸品。ゆで卵に美しく巻かれたベーコン。そのまま食べると、ホッコリとした卵黄が砕け、同時にベーコンと衣の油と旨味が広がる。
もうこれはご馳走。立ち飲み屋の域を超越した、本格的なとんかつ屋のおいしさがそこにあります。リーズナブルな価格で立ち飲みしながらとんかつが食べられる。
「立呑み とんかつ まるや 新橋店」(東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館1F)
8. えどもんど
ええええええどもんどっ! ストリートファイター系ラーメン二郎インスパイアのラーメン屋「えどもんど新橋」。ここのラーメンがスーパー鬼無双レベルで極まってたので、ラーメン好きには絶対に行ってほしい。行かないと荒塩ぶちかますレベル。心からそう思う優良店。
そもそも「えどもんど中野」(東京都中野区中野5-56-12)のラーメンが激しくウマイことは周知の事実であり、筆者も実際に食べて感動したひとりなのだが、「えどもんど新橋」も大人気のようで、行ってみたら大行列。マジで大行列。ここでスーパー頭突きしたら高得点間違いなしだが絶対にやらない。
看板もイイ感じにこだわってる。色もデザインも、見ているだけで食欲がわいてくる。視覚からもグルメを追求している感がある。尊敬する。よく見てみると看板にストリートファイターのコマンドが書かれているが、これって、やっぱり、ここでスーパー頭突きしろってコト? やるか! やるぞ!? みんなはやるよな? 俺は絶対にやらない。
大行列だったが、みんな食べるのが早いようで、どんどん客が出ては入っていく。もしかして、中に、スゲーつぇえええヤツがいて、瞬時に倒しまくっているんじゃあないのか!? とか妄想しながら待っていると店員さんに呼ばれて着席。ラーメンを待つ! ちなみに並ぶ前に食券を買うシステムで、今回はラーメン220グラム(豚2枚+ゆで玉子)のアブラマシ、生玉子、うずら玉子、タマネギをオーダー。目の前にやってきたラーメンはマジでスーパー鬼無双レベルでヤベーやつだった! 見て、この、感動の激盛りビジュアル!
完全茶褐色の魅惑的なエネルギー爆弾をッ! 生玉子、うずら玉子、タマネギ、アブラを合流ぅうううううううああああ! フライングスモウプレスだッ! 正直、マジうまい。とにかくスープと麺の相性が鬼レベルで究極級。濃い旨味に静かなる塩味、それをゴワゴワの太麺が完全にキャッチして味覚を訪れる。やべーやつの完成。この麺、ラーメン二郎インスパイア系のなかでもトップクラスのクオリティじゃない? 麺をすするたびに味覚が潤うのよ。ずっとずっと味覚が神ヶ島。
後半、卓上のニンニクをガッツリと追加し、麺にたっぷりと纏わせてすする。たまんねぇええええええええええ! 卓上に置いてあるニンニクはペースト系が多いのだが、ここはしっかり刻まれているフレッシュなタイプ。感じる! 心意気とポリシーを感じる! 精神を加速させろ。ごちそうさまでした! からの会釈! そしてしゃがみつっ張り。……さて、銭湯でも行くかな。
「えどもんど新橋」(東京都港区新橋4-6-7)
9. はるちゃんラーメン
あの世界的グルメガイドブック「ミシュランガイド」が、そのおいしさを認めたラーメン屋がある。それは、ちゃん系ラーメン店「はるちゃんラーメン」。本当にウマイのか? それは聞くまでもない。本当にウマい。
はるちゃんラーメンは銀座にもある。こちらも大盛況で行列ができるほどの人気っぷり。筆者が出向いたのは、新橋駅から近いほうのはるちゃんラーメン。ここ、客席が激しく少ない。しかし、激しく大人気で行列が絶えない。行列に並ぶ前に券売機で食券を買う。英語のメニューもあるので、外国人観光客も安心だ。食券を買ったら自分の順番が来るまで並び続ける。
見てほしい、この、透き通った輝くスープを! 見てほしい、この、ラーメンの海に浮かぶ魅惑的な具の数々を。我慢できずにずずっとスープをすすれば、同じちゃん系のちえちゃんとはちがった旨味がギュンギュンやってくる。実に、旨味濃度が濃いのである。
ちえちゃんは旨味+醤油の塩味で極上の美味しさを表現していると思っている。はるちゃんは、徹底的に旨味が濃い!? 旨味が際立ちおいしさを表現している!? うまい、うますぎる。
「はるちゃんラーメン」(東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館1F)
10. ベンダースタンド酔心
あまりにも未来すぎる。東京・新橋に完全無人立ち飲み屋があるのだ。その立ち飲み屋は「ベンダースタンド酔心」。新橋といえば、飲み屋の街。連日連夜、サラリーパーソンが酔いを楽しむ場。そんな街に唐突に存在する無人立ち飲み屋「ベンダースタンド酔心」。行くしかない。
場所は、JR新橋駅から3分くらいの場所にある。交番の横なので治安も安心。無人立ち飲み屋は雑居ビルの1階。店内に入ると、完全に無人。ドリンク、お酒、おつまみ、すべて自動販売機で購入する。立ち飲み利用者限定のトイレもある。立ち飲み屋には店員はいない。なので、購入から缶や容器等の廃棄まで、客がセルフでやる。
フロアの奥にありました、酒の自販機。そもそも、酒って自販機で買えるの? という疑問がわいてくるが、買えるのである。自販機に設置されている、運転免許証リーダーに免許証を読み取らせると買えます。購入が終わるまで、免許証は挿しっぱなし。免許証を抜き取ると買えなくなる。
免許証を挿す
↓
お金を入れる
↓
欲しいお酒のボタンを押す
↓
免許証を抜き取る
なんと、お酒を買った瞬間、自販機からロボット音声でこんな言葉が出ます。
「今日も一日お疲れさまでした♪」
うれしい。立ち飲み屋で、一人で飲もうとしているオッサンに優しい言葉。ここは無人立ち飲み屋だが、ロボットの真心はある。ビールだけでは物足りない。ということで、おつまみ自販機に移動し、柿の種(120円)を買う。
柿の種、120円なのに大増量。これ3~4人でシェアできるレベルの量。お得すぎないだろうか、無人だからこその価格かもしれない。欲を出して、もう一品、おつまみを買うことに。今度は違う自販機でジャーキー(120円)を買った。
ちょっとここで考えてみてほしい。ビール260円、柿の種120円、ジャーキー120円、総額500円。いくらなんでも、立ち飲み屋とはいえ、ありえない価格である。さっそくビールを開缶して飲む。ぷしゃああああああああ! 最高すぎる! うまいビールに、うまいつまみ! 無人立ち飲み屋、最高すぎる。
「ベンダースタンド酔心」(東京都港区東新橋2丁目5-14)
あまりにもポテンシャルのある飲み屋街・新橋
東京の飲み屋街といえば、新宿歌舞伎町が絶大な支持をを得ているが、飲み屋の多様性という点においては新橋も負けてはいない。
ルールは厳しいがゲキウマ確定な焼鳥屋、刺身が美味しすぎる立ち飲み屋、店員がいない無人立ち飲み屋など、あまりにもポテンシャルのある飲み屋街である。新橋はいいぞ!

