ミズノがeスポーツギア市場に参入→なんで?

4月27日、ミズノはeスポーツギア市場に参入することを発表しました。

ミズノ初のeスポーツギアは『ストリートファイター6』とのコラボレーションによる「ゲーミングチェア -ハギビス-」、「ゲーミングコントローラー -ハギビス-」、「ブランカちゃん人形ブルブルボルレッチ」の3商品。

アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」で、2026年5月1日から予約受注を開始するとしています。

『ストリートファイター6』とのコラボは「当社から御願いしたかと思います」という同社マーケティング担当の白田淳一さんと、開発担当の川端洋明さんに詳しい話を聞きました。

eスポーツギア市場に参入した理由

オリンピック種目になることもあり、eスポーツプレーヤーをアスリートと捉え、スポーツメーカーとして他競技同様、プレーヤーを支えていきたい、というのがeスポーツギア市場へ参入した最大の理由です。(白田)

eスポーツギアの開発に活かせた技術や知見

ミズノはゲーム分野において豊富な知見を持っているわけではありませんが、スポーツの世界では、選手一人ひとりに寄り添い、実際に使っていただきながら得られる意見をもとに製品を磨き上げてきました。そうした試行錯誤を重ね、ユーザーとともに作り上げていく姿勢は、スポーツ用品も今回の製品開発も本質的に変わりません。その経験が、ものづくりの随所に活かされています。(川端)

eスポーツギア開発過程での苦労

コントローラーの開発で最も苦労した点は、エルゴノミクスを踏まえた立体的な形状をどのように実現するかでした。多くのレバーレスコントローラーは平面的な構造ですが、操作精度を高めるには立体構成が不可欠だと考えました。そこで3Dプリンターを用いて理想とする形状を具現化しています。量産性やコスト面では課題がありますが、操作性にこだわるうえで譲れないポイントであり、あえてこの製法を採用しました。

チェアの開発で苦労した点は、ゲームに特化した明確な価値をどのように打ち出すかでした。多くのゲーミングチェアが市場に存在する中、後発のミズノが取り組む意義を模索し、操作を妨げないことに徹底的にこだわりました。結果として、プレイ中の動作や入力の精度を阻害しない、ゲームに適したチェアを開発することができました。(川端)

白田さんによれば「現時点での販売ルートはMakuakeでの予約受注のみ」だということです。カプコン以外のゲーム会社とのコラボについては「今回の販売動向をみて、検討していく予定です」とも話してくれました。

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Makuake 予約受注(2026年5月1日8時以降)
https://www.makuake.com/project/mizuno_esports/[リンク]

ミズノeスポーツ特設サイト
https://jpn.mizuno.com/esports[リンク]

※画像提供:ミズノ株式会社

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