日本のファミリーレストラン「サイゼリヤ」は、海外にも多数の店舗が存在する。そこで今回は「実際に食べて感動した海外サイゼリヤの料理4選」と題して、おいしい海外のサイゼリヤ料理をご紹介したいと思う。
実際に食べて感動した海外サイゼリヤの料理4選
筆者は複数のサイゼリヤ料理を食べたが、正直、日本クオリティに至っていない料理もあった。しかしながら、日本のサイゼリヤにも負けない絶品料理が多数あったのも事実。もし海外に行くことがあれば、今回ご紹介した料理を食べてみてほしい。
1. シーフードミックスピザ (台湾)
台湾のサイゼリヤでメニューを見てみると、日本でも大人気のミラノ風ドリアがあった。そしてメチャクチャおいしそうなシーフードミックスピザというメニューも。これは日本では見かけないメニュー。ということで、シーフードミックスピザをオーダーした。
目の前にやってきたシーフードミックスピザ、そのビジュアルの良さが際立つ。超太いカニカマ3本、デカいエビ、ホタテ、イカ、シーフードがたっぷりと盛られている。ケチケチしてないのがイイ感じ。どの具も大きめなのである。
気のせいかもしれないが、ピザ生地は日本のものより軽い感じで、弾力は強めな印象。カットしてシーフードが集中するようにクルッと丸めてガブリと食べる。うんめえええええええええええええええ! すっげーうめぇ!! シーフードがとにかくウマイのである。余計な味付けはしていないのか、食材ひとつひとつの旨味を楽しめる。ビジュアルも、おいしさも、間違いなく海外サイゼリヤのなかでトップクラス。
2. フォッカチオ (台湾)
台湾サイゼリヤのフォッカチオは日本と違ってピザ型をしている。ふっかふかで、加熱したばかり感のあるもの。エキストラバージンオイルを使用して仕上げているだけでなく、薄めの生地なのでクリスピー感が増してていい感じの食感。
外円部はフカフカ、内円部はクリスピー、双方が楽しめるのもベスト。これは地味な存在ながらご褒美。カラッと仕上げられながらも、しっかりとモッチリ感を楽しませてくれる点は、日本のフォッカチオに負けない美味さがある。
3. イタリア漁村風アクアパッツア (香港)
アクアパッツアは日本円にして1000円以下で食べることができるのだが、単に安いだけでなく、具だくさんで、なにより絶品。超がつくほど極厚なホキを大量のアサリとトマトが包んでいる。ボリューム、安いからといってケチケチしていない。むしろ大量である。いや、大漁だ。
ナイフをホキに入れると、その身の柔らかさに驚かされる。たっぷりとトマトとアサリのエキスを含んだホキは、自身の臭みゼロで上品な旨味を際立たせてくれる。実においしい。心からおいしいといえるクオリティ。
ホキを堪能しつつ、アサリから身をはがして食べる。これがまた実においしい。爽やかさを感じさせるスパイスが、あさりに染み込んでホキとは違ったコクを楽しませてくれる。そう、アサリ由来の旨味はコクを生むのだ。それがホキと融合すれば、言うまでもなく美味しさが増幅する。
ホキとアサリを食べつくしたら、残ったエキスにパンを浸して食べると極上。そうしない手はない。そもそも、そのまま飲み干したくなるほど濃い旨味濃縮なエキスであり、ホキ、アサリ、そして汁に至るまで、すべてが最高だった。
4. 骨付きラム肉のグリル (香港)
あまりにも魅力的すぎるビジュアルの骨付きラム肉のグリル。骨付きラム肉の正式名称は「Grilled Lamb Rack」(羊鞍焗爐燒)とのこと。ビジュ的に絶対うまいやつなのは確定だが、実際に美味しいのかどうかは食べずにわからない。
つまんでみると、かなりの極厚化ッとな骨付き肉であることがわかる。スパイスで仕上げられているため、骨付きラム肉からイイ感じの香ばしさが伝わってくる。
熱さにも着目したい。かなりアツアツ! グリルしたばかりでアツアツ! ちょっと数分待ってから食べたが、これがもう極上オブ極上。臭みはなく、ラム肉特有の微細な薫りだけを残して仕上げられており、さらに濃密濃厚な肉汁大量。「これ絶対うまいやつ」ではなく「やっぱり絶対うまいやつ」だった。
もっと頑張ってほしい料理もあった
実は、海外のサイゼリヤで「もっと頑張ってほしいな」と思った料理も複数あった。その最たるものが台湾の「ミラノ風ドリア」である。日本においてそれのは名物と化しており、「おいしい」「安い」と大絶賛されているミラノ風ドリアである。
以前、台湾のミラノ風ドリアを紹介した時「日本のものよりもライスが硬めに仕上げられてい」と表現したが、もっと明確にいえば、米がボソボソしすぎていた。水が足りない状態で炊いた米のようだった。ほど良いシットリ感が皆無なのである。
どうしてミラノ風ドリアのクオリティが安定していなかったのかは不明だ。
海外にも魅力的な料理がたくさん
ちなみに海外のサイゼリヤで食事をすると、日本より高額になるパターンが多かった。安いのは安いのだが、それでも日本と同等の割安感は低い印象。日本人旅行者がサイゼリヤに行くと、やや高めに感じるかもしれない。しかし物価を考えると、現地の人たちにとってはリーズナブルな価格だと思われる。
多くの人たちに愛され続けているサイゼリヤ、海外にも魅力的な料理がたくさんあるので、ぜひ食べに行ってほしい。

