温めるタイプの駅弁は苦手だったけど、コレは別だわ。
それは「あつあつとりめし(有限会社松廼家)」のこと。
JR宇都宮駅でも買えるようだが、筆者は東武日光駅で購入。
温めるタイプの駅弁、食べていて、違和感を感じることが多かった。
いや、まずいわけではない。
まずくはないのだが「違和感」がある。
おそらくだが、ほかほかの米が違和感の最たるものだと思われる。
温めることでボソボソな食感になるのだ。
そのボソがけっこう苦手。
さらに「駅弁は常温が常識」という経験がそう思わせているのかもしれない。
そのままで十分おいしいのに美味しさを損なわせている。
そう思ってしまう。
だがしかし、「あつあつとりめし」は認めざるを得ない。
温かくても良いと感じた。
ちなみに、電車の中で食べようと思って買ったのに、ビールを飲みすぎて、家で食べた。
駅弁は、電車の中や旅先で食べてこそ良さが高まると思うのだが、失敗した。
しかしながら、家で食べても「あつあつとりめし」はおいしかった。
とりあえず、駅弁から出ているひもを引っ張る。
ひもを引っ張ると駅弁が加熱されるからだ。
ひもを引っ張って数分待ってから開封。
ぎっしりと敷き詰められた鶏そぼろから薫りが一気に立ち上る。
そうか、温かいから、熱気と共に薫りが広がるのか。
いつもの常温の駅弁にはない魅力である。
鶏肉の仕込みがしっかりしていて感動した。
焼鳥はしっかり串に刺して焼いたようで、鶏肉に穴が開いている。
さらに、香ばしく焦げめがついていて、本格的。
その味、うまい、うますぎる。
熱すぎず、ほんのり温かい鶏肉は、駅弁というより居酒屋の焼鳥的。
そして鶏そぼろご飯、これがもうイイ感じ。
熱によって甘味が高まって味覚に伝わってくる。
そうか、熱の良さをしっかりと生かした駅弁なのか。
ただ温めただけの加熱式駅弁とは別格かもしれない。
ごちそうさまでした。
ちなみに、弁当を温める部分はコレ。
化学反応で温めている。
売店の店員さんにお話を伺ったところ、冬だけの販売とのこと。
2026年4月中込まで販売しているそうだ。

