【現地取材】阿蘇山の火口を動画・写真で見る / 観光地だが「絶対に近寄ってはいけない人」もいるほど危険

  by クドウ秘境メシ  Tags :  

阿蘇山は「行かないとわからない危険な場所」の代表格といえる。阿蘇山の火口付近までクルマで行けるし、歩いて火口のすぐそばまで行くこともでき、ぐるりと散歩をすることもできる。しかし、たとえ多くの人たちが行く観光地だとしても「絶対に近寄ってはいけない人」がいるほど、注意しなくてはならない場所なのである。かつて筆者は、そんな阿蘇山を取材した。

この大地が地球上に存在していることが不思議に思える阿蘇山

阿蘇山や周辺地域は、非現実的にも思える大自然が広がる大地。映画に登場する他の惑星のようであり、この大地が地球上に存在していることが不思議に思えるほどの異世界。カジュアルにたとえるならば、漫画ドラゴンボールに登場するユンザビット高地 (世界の果て)のような場所であり、ベジータと孫悟空が戦った場所や、孫悟飯がピッコロと修行したような場所にも似ている。

看板には危険であることが書かれている

阿蘇山の火口付近までクルマで行けるが、そこにある看板にはしっかりと、危険であることが書かれている。確かに観光客が訪れる観光地ではあるし、素晴らしい大自然の存在を感じられる聖地でもあるが、それと同時に、危険なのである。

素晴らしい観光地ではあるが「絶対に近寄ってはいけない人」がいる

阿蘇山の火口付近は、平常時でも二酸化硫黄(SO2)が流れている。それゆえ喘息、気管支疾患、心臓疾患がある人は火口見学が禁じられている。「火口見学をお控えください」ではなく、はっきりと「火口見学を禁止します」と看板に書かれている。つまり、確かに素晴らしい観光地ではあるが「絶対に近寄ってはいけない人」がいるほど危険なのである。

一定の緊張感をもって行動するべき場所

たとえ喘息や気管支疾患がない人だとしても、常にランプや噴煙などでガスの発生状況を判断し、見学する必要がある。観光客でもかなり火口の近くまで行くことが可能。ときおり噴煙が観光客のほうへ流れてくることもあるそうだ。

平常時でも危険状態であることから、素晴らしい観光地ではあるものの、ある程度の緊張感をもって行動するべき場所だ。

大自然の厳しさを思い知らされ救出がハードだと理解できる

もし火口やその側面に落ちてしまった場合、救出が極めて難しいことは、一度でも阿蘇山に行けば理解できる。行ったことがないのであれば「簡単に助けられそう」「ヘリでサクッと助けられそう」と思ってしまう人がいても仕方ないが、一度でも行けば、大自然の厳しさを思い知らされ、救出がハードだと理解できるはずだ。

もし阿蘇山に行くのであれば、自身の疾患の確認はもちろんのこと、万全の体調で挑み、常に注意を払っていくべきだろう。とはいえ、阿蘇山が素晴らしい観光地であり、大自然を全身で感じられる聖地であることに違いはない。阿蘇山を訪れるすべての観光客の無事を祈りたい。

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