最近は米が高い!!!!!! キイィィィィィーーーーーーーーーッ!!!!!!
日本米の炊きたてご飯がもはや贅沢グルメになってしまった。
備蓄米とか、カリフォルニア米とかなら安く済ませられるけど、美味しいご飯の味は舌に染み付いているもの。もっちり感や甘味など、どうしても物足りなさを感じちゃうんだよなあ。
札幌すすきので食べたおにぎりが美味しかった
美味しいご飯といえば、今年札幌のすすきので食べた「にぎりめし」という店のおにぎりが実にいいものでした。
24時間営業をしている店だったので、帰る日の早朝に慌ただしく寄って食べてみたんだけど、これが実に美味。1個だけ食べようと思ったら美味しくて、ついついもう1個おかわりしちゃった。
やっぱり北海道のご飯はなんでもウマいな〜なんて納得しながらペロッと食べちゃったよ。すすきのに行く機会があったらぜひまた食べたい。
……なんて思っていたら、実はこの「にぎりめし」という店が東京・田町にもあるという情報を入手! マジかよ……!!
JR山手線・田町駅近くにもある「にぎりめし」
JR山手線の田町駅を降り、西口方面に歩くこと4分くらいでしょうか。そこに「にぎりめし 三田駅前店」がありました。田町店ではなく三田駅前店。そうか、都営地下鉄の三田駅のほうが近いんですな。三田駅からだと徒歩2分とのこと。
店内にはカウンター席が数席あるだけ。店の外にはテイクアウトの窓口もありました。
田町、三田という場所柄、サッとテイクアウトしてオフィスなどで食べるという人も多いんだろうなあ。
塩と醤油も選べる充実のラインナップ
そしてこちらがおにぎりのメニュー。すすきのでもそうだったけど、種類が豊富!
定番のおにぎりもたくさんあるんですが、炊き込みおにぎりとか炒飯おにぎりなんていう変化球もありました。このおにぎりのためだけにわざわざ調理しておくのかしら。おそらくインバウンド向けなのかな? 「A5黒毛和牛炙り」(1,780円)なんていうものもありました。
しかも基本的にどのおにぎりも塩にぎりと特製醤油にぎりを選べるというシステム。こんな店が近くにあったらずっと飽きないだろうなあ……。
真っ昼間から飲酒してるおっちゃんも
ひとまず店内に入ると、昼間から瓶ビールで一杯引っ掛けてるおっちゃんもいたりして、狭いけどいい雰囲気。おでんや単品料理もあるんですね。カウンター越しにおにぎりを握ってくれる感じは寿司屋みたいだけど、立ち呑み屋みたいなグルーヴ感もあります。
日本酒の飲み比べセットなんかもあったりして、釣られて飲みたくなっちゃったけど、この日はこのあと取材があったので泣く泣く我慢。おとなしくおにぎりと味噌汁だけ注文することにしました。
たらこバターと親子いくらを注文
おにぎりと味噌汁だけを食べようと決めてもメニューが豊富で悩んでしまうわけですが、やはり最初は直球勝負。人気No.1にぎりの「たらこバター」(380円)を特製醤油で、人気No.2のしゃけにいくらを合わせた「親子いくら」(490円)、さらに岩のりの味噌汁(310円)をつけました。
どちらもムッチリとした佇まい。ぽっちゃり系のおにぎりに焼き海苔を強引に巻き付けたようになっていて、具材の盛り付けもちょっぴりワイルド。
スタイリッシュなコンビニおにぎりなんかと比べるとだいぶ不格好だけど、それはサービス精神のあらわれでしょう。うーん、ウマそうじゃないか!
フワッとほぐれるご飯粒のウマさたるや!
まずは、しゃけ&いくらという北海道のDNAを感じられる「親子いくら」の塩にぎりからガブリ。その刹那、口の中でご飯粒がふわりとほぐれ、ほのかな塩の味が広がっていきます。
おにぎりの握り方は極力やさしく握るタイプと、ガチガチに固めるタイプがあると思っていますが、これは完全なる前者。もちろん人それぞれの好みがあるだろうけど、このおにぎりに限ってはやさしい握り方で大正解。
ご飯粒がほぐれるからこそ、一粒一粒の持つ甘味ともちっとした食感、そこに絡む具材の美味しさをじっくりと噛み締められるのです。これはいいおにぎりだなあ……!
「たらこバター」の特製醤油にぎりは、おにぎりがふわっとほぐれるとともにバターの芳醇な旨味と香りも広がっていくという贅沢な味わい。バターと醤油のハーモニーも完璧。人気No.1というのも納得しかないですね。ウマい!
というか、やっぱりそもそもご飯が抜群にウマい!!
最近は備蓄米とかカリフォルニア米を食べる機会も増えてきたから、余計に感じる米自体の美味しさ。炊き方も握り方も完璧だし、美味しいお米をちゃんと美味しく食べさせてもらっているという感覚がなんとも幸せでした。
やっぱり日本の米はいいな! ご飯最高! おにぎり最高!! また田町、三田に行く機会があったら今度は違うおにぎりも食べてみようっと。ごちそうさまでした!
店舗情報
にぎりめし 三田駅前店
住所: 東京都港区芝5-20-18

