
英語の勉強しすぎ?それが英語ぎらいの原因になっているのかも・・・?外国語といえば英語一辺倒というのを、そろそろ考え直してもよいのではないだろうか?
確かに世界を見回せば、英語だけで事足りる国は多い。海外旅行に行くにも、英語ができれば旅の楽しさは倍増、いや5倍増くらいになるだろう。とにかく猫も杓子も英語を学ばなくてはと、この国では滑稽な場面が繰り広げられている。ここでだ。一体今まで英語の勉強にどれだけの時間、期間を費やしてきたのだろうか?その時間、期間に見合うだけの力が確実についていると自信を持っていえる人がどのくらいいるのだろうか?
もちろん、勉強はいくらやってもこれで十分だということはない。言葉は生き物。日々変化している。であるからこそ、英語をあまりにも勉強しすぎて息切れしてしまっているというのが、多くの人の現状ではないだろうか。英語を身につけることではない。いつに間にか、英語を勉強することそのものが目標になってしまっている。そんな人で溢れているのだ。
こんなときは、英語から離れてみるのがやはり一番!そもそも、英語があまり役に立たない国や地域だってたくさんあるわけで。そのことに気付くことが、より自らの視野を広げることにもなるし。英語以外の言葉の勉強を始めてみるのによい機会の到来ということだ。実際に初めてみれば、英語だけで凝り固まった思考回路がゆっくりとほどけていくのを感じることだろう。
ひとつのことに懲りすぎると、いつかいやになってくるもの。英語からの乖離が、英語学習とは何かを問い直すことになり、結局は英語への回帰につながるのではないだろうか。離れたところから見れば、良く見えてくるということである。