
弱っている時、特に女性は占いに凝る。朝のニュース番組の星占い、YouTubeの星座別タロット、四柱推命、干支占い、六星占術等など数え上げたらキリがない。
政治家も占いに頼る人がいて、アメリカのレーガン大統領や、韓国の第18代大統領の朴槿恵氏、安倍首相も、また、特に夫人の昭恵さんはスピリチャルなものを好まれた。
経営者の中にも業績が下降気味だと占いに頼る人もいるそうで、人間は地位が上がっても占いを信じたくなるもののようだ。実は私も予約が取れないと言われる占い師に見てもらったことがある。1990年代後半だから相当昔である。
その占い師さんは日本人男性でニューヨーク在住。日本で本も出されておりオノヨーコも占ったようで、オノヨーコもスピリチャルなことが大好きな方のようだ。オノヨーコはニューヨーク在住のサイキックカウンセラーの原田真裕美さんを絶賛されている。私も予約を取ろうと試みたことがあったが、予約がとれないサイキックカウンセラーで、自宅がオフィスでお住まいはアッパーウエストのセントラル・パーク近くの高級住宅街だから、どれだけ”お稼ぎ”になっているかがわかる。
さて、話を30年近く前に見てもらった占い師さんに戻そう。名をY氏としよう、おそらく著書は青春出版社だった記憶。ただY氏はもうお亡くなりになっている。30年近く前で30分の面談で知人の紹介で負けてもらって$200ドルだった。当時アメリカでは一般的だった小切手は受け取らずキャッシュ持参の念を押された。これは現金だと日本の国税局のようなIRSという機関に申告しなくていい、ズルいやり方なのだけど、ある意味、占い稼業の小賢しさを見た気がした。
Y氏曰く、その方は占い師というより統計学だと仰っていた。生年月日と名前を教えていろいろ話を進めていくが、確かに興味深いハナシではあるが、30分で200ドルは高過ぎで、それも相当値引きしてもらってである。家族のことも言い当てたが、とりたてスゴイことでもない。速記さながらお話しになることをメモしながら聞いていたが、30分なんてすぐ過ぎて、超過した時点で追い返されるようにその方のお宅を出た記憶がある。
ギャンブル依存所というのがあるが、この占いも依存する傾向にある。だからYouTubeで楽しんだり、無料で占えるサイトで遊び感覚で見るのがベストである。だって『当たるも八卦当たらぬも八卦』と言われているではないか。
折角なので『星座(12種類)』と『血液型(4種類)』を組み合わせた水晶玉子さんの占い、読売テレビの『ダウンタウンDX』から1位から12位までをご参考まで以下転記してみる。(https://www.ytv.co.jp/dtdx/uranai2025/index.html)
1位ふたご座A大きな挑戦も必ず成功する 望んだ物はすべて手に入る
2位ふたご座ABずっと抱いていた夢が叶う やりたいことはすべて実現できる
3位かに座A人生 稀に見るチャンスが舞い込む ワンランク上の人生がすぐそこに
4位ふたご座O仕事での努力が報われ収入UP 思い切った買い物も大成功
5位かに座ABかつてない行動力を発揮できる 長年 出会いたかった人にも会える
6位さそり座A新たな才能が開花する 好きなことに打ち込んで吉
7位ふたご座B大きな役割を果たして大満足 周囲から一目置かれ存在感もUP
8位かに座O高い壁に挑戦することで大きく飛躍 心身共に絶好調 積極的な行動で運気UP
9位さそり座AB仲間のおかげで幸運が舞い込む 問題にぶつかっても難なくクリア
10位天秤座A新たな分野で能力を発揮し手応えを感じる 素敵な出会いからチャンス到来
11位かに座B自分の可能性を大きく広げられる 異性からモテるが成就に時間がかかる
12位さそり座Oこれまでの迷いが晴れる 何事にも情熱的に取り組んで
この程度でお茶を濁して、占いを頼るのは無料の遊びくらいに抑えておくのが賢明だ。