セブンイレブンは全国各地に展開している日本最大のコンビニチェーン。基本的には全国どこでも同じ商品が販売されていますが、地域によって限定商品が販売されていることも少なくありません。また、一部の店舗限定でテスト的に新商品の販売をしていることもあったります。
全国9店限定! 店内焼きの焼き鳥
そんな珍しい店舗が家の近所にあって驚きました。こちらは西武池袋線東久留米駅近くにある、セブンイレブン東久留米駅北口店。一見、何の変哲もない普通のセブンイレブンなのですが……
その壁には「やきとり」の文字。セブンイレブンの焼き鳥自体はホットスナックコーナーで販売されているので珍しいものではありませんが、よく見ると「お店で焼いた焼き鳥」と書かれています。えっ、お店で焼いた……!?
しかもお店で焼き鳥を焼くシステムを導入しているのは全国で9店舗しかないそうで!(2024年8月現在)
これから全国に拡大していくのかもしれないけど、現時点ではとんでもなくレア! 店内にも至るところに焼き鳥のポップが貼られ、積極的にPRしているようでした。
そしてホットスナックコーナーには、今注目を集めているドーナツに並んで焼き上げられた焼き鳥が!
これは買ってみるしかないでしょ! ってことで、1本ずつ買って持って帰ってきました。価格は税抜1本121円。手間の割には良心的では……?
▲袋代を入れて税込395円でした
従来のコンビニ焼き鳥では味わえない香ばしさ
というわけでこちらがその焼き鳥。タレ味のみということでしたが、タレは別添。自分でかけるスタイルなんで、お好みで塩味にしちゃうのもアリかもしれません。
肉の表面はカリッといい感じに焼け、串も黒く焦げています。本当にしっかり焼いているんだなあ。
まだまだ温かそうだったので、レンチンせずにそのままタレをかけて食べてみます。
タレは粘性がなくサラッとしてます。3本注文したら3つもらえましたが、1〜2個もかければ十分かもしれません。
で、食べてみたらその見た目のとおり、カリッとした食感とともに香ばしい風味が口の中に広がっていきます。これはいいぞ。コンビニのホットスナックやスーパーの焼き鳥とは香ばしさが段違い!
もも串は肉質がむっちりしていて、皮はカリカリに焼き上がり、つくねは軟骨も混ぜているのかコリコリした食感が特徴的。これは一緒に缶チューハイやビールを買って一杯引っ掛けたらかなり幸せになれるやつかも……! 香ばしさとか焦げた風味っておつまみとしてのパフォーマンスを底上げしてくれますからねえ。
これは取扱店舗の拡大、ゆくゆくは全店展開を期待したくなるいいモノでした。もし近くのセブンイレブンでの取り扱いが始まったらぜひお試しを!