8月26日(現地時間)、オーストラリアは勤務時間外における電子メールや電話などでの業務連絡を無視することができる「つながらない権利(right to disconnect)」を認めた法律を施行しました。
Workers in Australia are now legally protected if they ignore their bosses’ emails and calls after work hours, thanks to a new 'right to disconnect' law https://t.co/tYJFe96CuO pic.twitter.com/wR4YxqlbiI
— Reuters (@Reuters) August 26, 2024
https://x.com/Reuters/status/1828039701594513687
今後、合理的な理由がある場合に限り、勤務時間外の業務連絡に対応しなくても従業員が罰せられることは基本的になくなります。
合理的な理由か否かが企業と従業員の間で争われた場合、公正労働委員会(Fair Work Commission、FWC)が介入して解決することになります。
FWCの命令に従わなかった企業には最高9万4000豪ドル(約924万円)の罰金、従業員には最高1万9000豪ドル(約187万円)の罰金が科せられます。
今年2月に成立したこの法律は8月26日から中規模企業及び大企業を対象に適用開始となり、従業員15名未満の小規模企業には一年後の2025年8月26日以降に適用されることになっています。
同様の法律はヨーロッパやラテンアメリカなどの20か国以上で施行されています。
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※ソース:
https://www.reuters.com/world/asia-pacific/australian-employees-now-have-right-ignore-work-emails-calls-after-hours-2024-08-25/
https://www.bbc.com/news/articles/c5y32g7203vo