7月11日、株式会社ポケモンは睡眠ゲーム『Pokémon Sleep』、AI食事管理アプリ「あすけん」、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構が共同で行った食事管理と睡眠の関係性に関する調査結果を公表しました。
『Pokémon Sleep』を90日間以上継続利用し、並行して食事管理アプリ「あすけん」で一定以上の日数及び条件で体重を記録した2063人を対象に調査が実施されました。
今回の調査結果の概要は以下のとおり。
・『Pokémon Sleep』ユーザーの約45%が睡眠時間が長くなった。『Pokémon Sleep』の利用開始日から89日目までの総睡眠時間が平均0.5時間ほど増加。
・あすけん」で食事管理をしている人のうち『Pokémon Sleep』により睡眠時間が伸びた人はダイエット効果が約2倍
【総睡眠時間の改善有無によるBMI変化量グラフ】
赤:睡眠時間が改善した人の平均(89日目の値は-0.38 kg/m2)
青:睡眠時間が改善しなかった人の平均(89日目の値は-0.19 kg/m2)
・寝つきまでの時間が短くなった人のダイエット効果は2.2倍
【入眠時間の改善有無によるBMI変化量グラフ】
赤:寝付きが良くなった人の平均(89日目の値は-0.51 kg/m2)
青:寝付きが改善しなかった人の平均(89日目の値は-0.23 kg/m2)
睡眠学者で『Pokémon Sleep』の監修者でもある筑波大学の柳沢正史教授は以下のようにコメントしています。
「今回の研究では『Pokémon Sleep』のユーザーの睡眠時間や寝つきが改善することや、さらに、睡眠の改善によってダイエットが加速することが示唆されました。睡眠改善とダイエット効果に睡眠計測アプリが寄与したことを示す学術研究は、私たちが知る限り世界で初めてです。ゲームが生み出すヘルスケアの可能性を科学的に確認できたことに、先行研究と異なる社会的意義を感じています」
©2023 Pokémon. ©1995-2023 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
Developed by SELECT BUTTON inc.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。