「資産形成に無関心な日本人」3割超、「日銀マイナス金利解除を気にしない」6割超・・・・。 注目しておきたい資産形成とお金に関する意識調査結果を発表

日本人は伝統的に貯蓄志向が強いとされていますが、コロナ禍を経て働き方や暮らし方が大きく変わったにもかかわらず、賃金は一向に上がらず、円安の影響もあってお金の使い方や価値観も変わりつつあります。そんな中、暮らしとお金を考えるWebメディア「ファイナンシャルフィールド」(運営:ブレイク・フィールド社)が行った最新の調査結果から、日本人の資産形成に対する意識が浮き彫りになりました。

ファイナンシャルフィールドは、全国の20代~60代の男女851名を対象に「資産形成とお金に関する意識調査アンケート」を実施し、その結果を公表しました。その調査結果サマリーと調査結果をご紹介します。

【調査概要】
調査対象:20代~60代以上(79歳まで)の全国の男女851名
集計方法:インターネット調査
調査期間:2024年3月27日(水)~28日(木)
※調査結果の数値は小数点第2位以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。

「資産形成とお金」調査結果サマリー

・資産形成の関心度「どちらかというと関心はない・まったく関心がない」が約36%
・日銀マイナス金利政策の解除「特に気にしていない」が6割超
・関心がある資産形成TOP3は「NISA・つみたてNISA」「預貯金」「株式投資」
・資産形成に関する用語は聞いたこともない? 「新NISA」の用語と内容が分からない24.7%「iDeCo」は41%
・10問中6問が「7割以上」が用語も内容も「わからない」
・「人生のマネープラン」が上手そうな有名人第1位は「厚切りジェイソン」

日本での資産形成の関心度は低い?どちらかというと関心はない~まったく関心がないが3割以上

資産形成への関心について調査したところ、「すでに行っている」と回答したのは20.3%。
反対に「どちらかというと関心はない」「まったく関心がない」の合計は35.7%に達した。
資産形成の重要性が叫ばれる昨今、まだまだ日本では関心が高くないことがわかる。

関心がある資産形成TOP3は「NISA・つみたてNISA」「預貯金」「株式投資」

資産形成を「すでに行っている」「すごく関心がある」「少し関心がある」人に、関心がある資産形成について調査したところ、トップが「NISA・つみたてNISA」(25.8%)、次いで「預貯金」(18.7%)、株式投資(17.7%)だった。

また、「預貯金」が上位にランクインし、まだまだ資産形成に保守的な人が多いこともわかった。

日銀マイナス金利政策の解除「特に気にしていない」が6割超

2024年3月に日本銀行が「マイナス金利政策」を解除し、金利引き上げを決定したことついてどのように感じているか調査したところ、「特に気にしていない」が63.6%で圧倒的に1位に。

用語と内容が分からない「新NISA」24.7% 「iDeCo」41%

資産形成に関する用語の理解度を調査したところ、用語も内容も理解されているのは「新NISA」が最多で29.8%。唯一20%を超え、「新NISA」の用語も内容も分からない人が24.7%いた。

「iDeCo」の用語も内容も分からない人が41.1%。10問中6問が「7割以上」が用語も内容もわからないと回答した。

そんなファイナンシャルフィールドでは、生活のなかで生まれる「お金に関する疑問」や「最新のトレンド」をプロがわかりやすく説明し、お金のコンシェルジュとして、より快適で、より良い生活のアイデアを提供中。詳しくは公式サイト( https://financial-field.com/ )
へ。

調査結果リリースの詳細は公式ホームページ
https://breakfield.co.jp/news/7843/

taka_c

新製品のレビューや、気になる調査結果を見つけて紹介する駆け出しライター。ライフハックから、旅行、グルメ、動物、アニメ、などなど日々の気になった情報を幅広く更新。