「浅草ビューホテル アネックス 六区」開業1周年記念で式典を行い、伝統芸能が生で見られる宿泊施設として改めて存在感を見せた観光ホテル

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浅草公園六区に位置する、2023年3月18日に開業し、1周年を迎えた浅草ビューホテル アネックス 六区。つくばエクスプレス浅草駅からは徒歩2分、東京メトロ銀座線田原町駅より8分、東部スカイツリーライン、都営浅草線浅草駅より徒歩10分と交通の便もよく、浅草寺にも徒歩3分ほどで行ける距離にあります。
報道関係者向けに開業一周年記念式典が行われ、宿泊者に向けた伝統芸能や料理が振る舞われました。

まず初めに開会の挨拶として浅草ビューホテル アネックス 六区の支配人池田誠さんから、これまでの1年間と、これからの1年間のお話がありました。地元とのコラボと本物の伝統文化を伝えるということをテーマに次の年も支配人として積極的に取り組んでいくという熱いお話があり、温故知新の風を感じました。

次に第1部の演目として、台東区を拠点に活動をしている坂真真太郎氏による「六区 能」が行われました。この日は3つの演目があり、馴染みはなかったのですが、能が始まる前に、次の演目ではこういう話をするという丁寧な解説があったので、普段から能に慣れていなくても楽しく見ることができました。
こちらは第一日曜日19時から毎月行われているそうです。

第1部の2つ目の演目は、浅草芸者の踊りです。普段はお座敷でしか見ることのできない舞踏と演奏です。芸者さんの首の動きがとても色気があり、同性であっても綺麗だと感じました。
芸者さんの舞踏の後は、男性の太鼓持ちがあり、場の空気を一気に笑いの世界に変えました。
こちらは毎週金曜日21時から行われているそうです。

第1部が終わった後で、レストランメニューの試食という事でお弁当を振る舞って下さいました。寿司、煮物、てんぷら、肉じゃが、揚げ物、和菓子と出汁の試飲もあり、どれもとても美味しかったです。個人的には出汁が思ったよりもしっかりとした味がついていたので、これだけで十分に白飯が食べられると思いました。

第2部の始まりはいやさかプロジェクトによる「太鼓の響き」です。創業160年を超える浅草の老舗宮本卯之助商店プロデュースのセレクトメンバー3人の演奏は、低い音から高い音まであり、リズムだけで全てを表現しているのが圧巻でした。
こちらは第1・第3土曜日18時から毎月行われているそうです。

第2部の最後は「活弁士による無声映画の語り」です。活弁士である麻生八咫さんと麻生子八咫さんの二人が、無声映画の俳優たちの吹き替えをしたり、ナレーションをしたりして、観客の人たちを虜にしていました。活弁士の2人の声を聞いているだけで、気持ちが元気になれるという不思議な感覚もありました。
こちらは第2、第4土曜日18時から毎月行われているそうです。

金土日はいつ宿泊しても、伝統芸能に触れることができます。下町浅草を満喫したい方は、ぜひ浅草ビューホテル アネックス 六区に訪れてみて下さい。最高の旅になるはずです。

taka_c

新製品のレビューや、気になる調査結果を見つけて紹介する駆け出しライター。ライフハックから、旅行、グルメ、動物、アニメ、などなど日々の気になった情報を幅広く更新。