島根県松江市の小西本店は、あごだし・のどぐろ・しじみ・まとうだいの4種類の出汁を使用した『にゃんもにゃにゃ(猫のもなかのお味噌汁)』を販売している。本品はフリーズドライの味噌汁なので、熱湯を注ぐだけで手軽だ。また猫の形をしているのがミソで、ネコ好きの方はもちろんのこと島根県の海の幸がだしになっているのでおススメだ。
島根県の浜田市・大田市・松江市産の出汁が使用されているフリーズドライ味噌汁で、1箱に4つ入っている。島根県といえば有名な観光地は出雲市だが出雲市は島根県でもかなり東部に位置する。県庁所在地の松江市は最東部で隣は鳥取県の米子市という位置関係だ。一方で浜田市は島根県の西部に位置し、南は広島県で西は益田市があるが山口県に近い。そんな日本海に沿って東西に広がる島根県の海の幸を詰め込んだ味噌汁なのだ。
食べ方だが、まずは袋からネコを取り出す。まるっきりモナカだが、この中にフリーズドライの固形味噌汁が入っている。
ネコの顔を外してフリーズドライの味噌汁を取り出す。
そして下のモナカをカップに入れ、その上に固形味噌汁を置く。
お湯を注いでかき混ぜる。モナカはかなり分厚いので簡単には崩れないのがミソだ。
味噌汁が出来上がったら、ネコの顔を乗せて完成だ。あとはお好きなように食べればよい。
モナカが分厚いので、みそ汁を吸っても形は簡単には崩れず、またかなり香ばしいので食べた感想としては焼き餅を入れた味噌汁のような雰囲気だ。具材はどれも同じだが、それぞれの出汁とモナカの香ばしい風味としっかりとして食感で腹持ちはよい。普段の味噌汁としての活用もよいが、受験生の夜食としてもこの一杯で満足することができるだろう。
ネコ好きの方にはもちろんだが、島根県の海の幸を濃縮しただしを味わうグルメとしても手ごろな選択だ。販売チャネルは主に通販サイトなので、気軽に手にして味わえるのもうれしい。
※写真はすべて記者撮影