2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震。本来ならばめでたい元旦だが、帰省して親族と楽しい時間を過ごすなかで地震に遭った人も少なくないだろう。一人でも多くの人が助かり日常生活に戻れるようになることが望まれるが、逆に、人々を混乱に陥れるデマを流す無法者がおり、インターネット上で物議を醸している。
デマ拡散は3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
経済評論家であり、番組コメンテーターとしても活躍している渡邉哲也さんが、インターネット上のデマに言及。「災害デマやデマと知りながらの拡散行為は、偽計業務妨害罪、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金」と自身のX(旧Twitter)でツイートしている。
<渡邉哲也さんのXツイート>
「災害デマやデマと知りながらの拡散行為は、偽計業務妨害罪、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金などの罪を問われることがあります。イタズラでは済みませんし、社会的制裁により、人生を棒に振りかねません。お気をつけください」
災害デマやデマと知りながらの拡散行為は、偽計業務妨害罪、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金などの罪を問われることがあります。イタズラでは済みませんし、社会的制裁により、人生を棒に振りかねません。お気をつけください。
— 渡邉哲也 (@daitojimari) January 1, 2024
デマ拡散! 人とは思えない悪行
実際にインターネット上では、救出を求めていないのに「助けてください」と嘘の情報をツイートし、世間を混乱させるという出来事が発生している。存在しない住所をツイートして助けを求めるなど、人とは思えない悪行をしている者が複数いるようだ。
デマをデマだと判断できるスキルを得ておきたい
どうしてデマを流すのか? どうやら、注目されるためにデマを拡散する者が多くいるようである。しかし実際には、本当に助けを求めている人もいるので、デマはそういう人たちを助ける邪魔をしていることにもなる。けっしてデマを流してはいけないし、我々もデマをデマだと判断できるスキルを得ておきたいものだ。
※冒頭イメージ画像はフリー素材サイト『写真AC』より