絶倫になれるかどうかは人によると思うが、絶倫になりたいと願ってやまない人は絶倫ラーメンを食べるといいかもしれない。二郎系ラーメン屋、家系ラーメン屋、いろいろあるが、『すすきの絶倫らーめん』(北海道札幌市中央区南7条西4-2-14 ススキノ会館 2F)は、おそらく日本で唯一の絶倫系ラーメン屋。
居心地の良いマッタリとした音楽
ということで実際に絶倫ラーメンを食べに行ってみた。場所は札幌市の繁華街・すすきの。複数の飲食店が入るビルの2階にあり、店内はスナックやバ
ーのような内装。なんだか居心地の良いマッタリとした音楽が流れている。
二回戦の人向けの味噌ラーメンをオーダー
ラーメンの種類は味噌ラーメン、塩ラーメン、醤油ラーメンがあり、これから「いろんな意味で戦いに挑む人向け」と「すでに戦い終えてこれから二回戦に挑む人向け」がある。
今回はまったく戦う予定はないのだが、二回戦の人向けの味噌ラーメンをオーダー。こってりしているらしい。
トッピングで謎の粉末を大量に……!
トッピングでマカ粉末、スッポン粉末、赤マムシ粉末、ハブ粉末、高齢人参粉末、モロヘイヤ粉末、ヨモギ粉末、ガラナ粉末をプラス。すべて素材100%の粉末とのこと。
さらにスプラウトニンニク醤油漬けとスイカ100%ジュースも追加。それらすべて絶倫に関係するものらしい。
ラーメンスープと粉末を混ぜて飲む
待つこと数分、やってきた絶倫ラーメンとそのトッピング粉末たち! ダメ押しでニンニクとスイカジュース! 各種粉末が包まれた紙包装が昭和時代の病院の薬を思い出させる。そもそもラーメンと一緒に出てくるものではない(笑)。店主によると、粉末はラーメンに入れるのではなく、器に粉末を入れて、そこにラーメンスープを入れて混ぜて飲むとよいらしい。
パワフルな味噌と強いコクが「ザ・北の味噌ラーメン!!」
まず最初に絶倫ラーメンをすする。ウホッ♪ いい味噌! 筆者が「濃いめが好きです」と話したので店主が濃いめに仕上げてくれたのだが、パワフルな味噌と強いコクが「ザ・北の味噌ラーメン!!」といった感じで素晴らしく美味。
麺も古き良きバターコーンラーメンを彷彿とさせる味噌にマッチしたもの(バターもコーンも入ってないけど)。しらたき、ネギ、ワカメ、キクラゲなど食感がリズミカルになる食材たっぷりで食べてて楽しいし、食物繊維たっぷりなのは嬉しい。
粉末とスープ! なんかドロドロしてるー!
気がつけば麺をすべて食べていた……。そうだ、トッピングの粉末をスープと混ぜい飲むのだった。ということで、マカ粉末、スッポン粉末、赤マムシ粉末、ハブ粉末、高齢人参粉末、モロヘイヤ粉末、ヨモギ粉末、ガラナ粉末をひとつの器に入れ、そこにスープを流し込む! なんかドロドロしてるー!
ヤバイ汁を飲んだあとにピュアな絶倫ラーメンのスープをススル
ズズッと飲んでみる……。ぬおッ! 完全に漢方! 漢方の味ッ! 苦味が強め! だが! しかし! なんだか悪くない! 苦いのに悪くない! なんだろう。ビールも苦いけどウマイし、ワサビも辛いけどウマイ、それに似てるかも!?
そしてこのヤバイ汁を飲んだあとにピュアな絶倫ラーメンのスープをススルと、これがまた「ウマイ!」が際立つのであった。
さて、重要なポイントは、絶倫ラーメンを食べたあとに絶倫になったかどうかだが……!
絶倫ラーメン、いいぞ。
ラーメン屋「すすきの絶倫らーめん」の絶倫ラーメンを食べる夜。これから戦いに挑む人向けのラーメンと、すでに一戦交えてこれから二回戦に挑む人向けのラーメンがある。ちなみにまったく戦う予定は無いのだが、2回戦向けの味噌ラーメンを謎の粉とともに食べたのであった😋 pic.twitter.com/7bnEbdhHFh
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) December 13, 2023