美容機器のパイオニア、ヤーマンが銀座中央通りにグローバル フラッグシップストア『YA-MAN the store GINZA』をオープン。日本最大級の巨大美顔器『美肌光ステーション』も設置されたと伺い、さっそく行ってみました。
45年もの歴史があるヤーマンでは、美顔器をはじめ、美容機器を次々と開発しています。以前ヤーマン本社に取材で伺ったら、壁じゅうに特許の証明書が貼られていて、常に新しい光や波長を研究しているという、積極的な姿勢に感銘を受けました。また今回も新たな商品が生まれたそうで楽しみです。
今回、新しいお店に足を踏み入れると、美容機器がたくさん並ぶ中、真ん中に巨大な光源が! これが噂に聞いた、5184個のLEDを使用した、日本最大級の巨大美顔器『美肌光ステーション』でしょうか。
赤、黄色,オレンジ、青緑……と色が次々と変化していきます。こちらは実際にヤーマンの美顔器などに使われているのと同じLEDだそうです。肌に密着させる美顔器よりも顔からの距離があるので、同様の効果があるかは不明ですが、顔面を近付けると少しは効果が得られるかもしれません。たまにスパなどでも色の光を浴びられる設備があるように、「光浴」体験だけでも十分に心身に良い影響がありそうです。なんとこの巨大美顔器を、無料で体験できるとは……。
「ずっとここにいたい」という女性客の声も聞こえてきました。銀座のショーウィンドウに映り込んだ自分の顔が疲れていたら、すぐ駆け込みたいパワースポットです。
他にも、試しに使える商品が並んでいるので、「光浴」のあと、頭皮を「つかみ揉み」してくれるミーゼ ヘッドスパリフトなど試したらかなりスッキリできます。
つい無料で利用することばかり考えてしまいますが、今回新たに発売された美容機器があるそうです。それは新時代のLEDマスク「ブルーグリーンマスク」。ロボコップのようなマスクをつけたマネキンを見ると、青緑の光が漏れだしています。このブルーグリーンの光が、実は美容効果があることが最近発見されたとのことで、ヤーマンから論文も出されたそうです。もはやSTAP細胞以上の重大な発見かもしれません。この勢いで紫など他の色の効果も解明し,次々と発光アイテムを出してほしいです。
PRの担当者によると「青緑色の波長505ナノメートルの光は、メラノーマを抑制する効果があることがわかったんです」とのこと。その作用に着目し、最初に「ブルーグリーンショット」という当てたところに青緑の光を照射できる美顔器(7万7000円)を発売し、その発展形として、マスク内側にまんべんなくLEDを敷き詰めた「ブルーグリーンマスク」(11万円)を新発売。青緑だけでなく、赤(タルミ防止や活性化)や黄色(毛穴ケア)の光なども浴びられる美容機器です。日サロの逆バージョンみたいなものでしょうか。
細胞は光に反応しますが、痛みや刺激がないのもポイント。今までありそうでなかった青緑のライト、推し活に使うサイリウムにもなかなか入っていないレアな光です。ちょっとお高めでも、円安の今、海外観光客にも人気が出そうなアイテムです。
お店を出ると銀座の中央通りの街路樹には白いLEDが取り付けられて光を放っていました。もしかしたらこの光にも何らかの効果が……? と期待してしまいます。また巨大光源に吸い寄せられるように、『YA-MAN the store GINZA』を訪れたいです。