「地域活性化につながっていることを実感していますが、まだまだ地元に帰れない人もいらっしゃいますし、風評被害も拭いきれていません。
これら課題に対して、日立システムズパワーサービスとしては、親子・家族で楽しめるこうしたイベントを通して、福島を支援していきたい。
われわれ日立システムズパワーサービスとしては、心の復興、文化の復興にむけた支援を、これからも続けていきたいと思います」
……ここは2011年3月、東日本大震災で壊滅的な被災地になった地のひとつ、福島県 楢葉町(ならはまち)。ここに出現した復興のシンボルが、Jヴィレッジ。
そのJヴィレッジで10月、「ふくしま Play Stadium2023 ~未来へつなぐ=プロジェクト~」が開催され、このイベントを主催する日立システムズパワーサービスの南邦明 代表取締役 取締役社長が、冒頭にこう語った。
大久保嘉人 高橋礼華 為末大 畠山健介 CHEMISTRY も応援
今回の「ふくしま Play Stadium2023 ~未来へつなぐ=プロジェクト~」(主催:日立システムズパワーサービス)には、地域の子どもたち、パパ・ママら多くの参加者が集まり、そこにもとサッカー日本代表 大久保嘉人、もとバドミントン日本代表 高橋礼華、もと陸上日本代表の為末大、もとラグビー日本代表 畠山健介らが駆けつけ、小学生向けスポーツ教室で盛り上がった。
また、帝京安積高校(福島県郡山市)和太鼓部や福島県磐城第一高校(いわき市)フラダンス部による地元応援特別ステージ、福島魅力まるかじりフードコート、SDGsワークショップ、そしてイベントの最後にはアーティスト CHEMISTRY によるスペシャルライブなどで、まだまだ復興が続くこの地でみんながパワーチャージした。
将来、この福島からトップアスリートも……
ゲストアスリートとの交流会やスポーツ教室は、定員を上回る予想以上の子どもたちが参加し、大盛りあがり。
サッカー・ラグビー・バドミントン・陸上と、各競技とも2回のスポーツ教室が午前と午後に行われることから、2種目を選んで参加した親子が多く、それぞれの種目でトップアスリートといっしょに走り、パパ・ママはその姿を応援。
「こういうイベントで子どもたちがアスリートたちといっしょにスポーツを楽しんで、次へのパワーにつながればと思っています。ぜひここ福島から新たなトップアスリートが生まれることを期待しています」(日立システムズパワーサービス 南邦明 代表取締役 取締役社長)
福島の心と文化の復興を支援
また、快晴にめぐまれた屋外では、福島魅力まるかじりフードコートや SDGsワークショップで、こちらも親子でいっしょに楽しい時間を過ごす姿も。
最後は CHEMISTRY ライブで感動のラストで締めくくった「ふくしま Play Stadium2023」。
日立システムズパワーサービスは、今後もこうしたイベントを通して福島の心と文化の復興を支援していくというから、今後のプログラムにも注目だ。