信じられないかもしれないが、午前3時に開店し、午前8時には閉店してしまうだんご汁屋がある。その店名は『だんご汁屋』(大阪府大阪市西成区萩之茶屋2-10)。そのまんまの店名である。
完全にだんご汁専門店『だんご汁屋』
一定時間だけ飲食店を間借りする飲食店が増えているが、『だんご汁屋』は間借り店ではない。昼間も夜も営業しておらず、深夜営業の『だんご汁屋』しかやってない。完全にだんご汁専門店。
まだ午前2時前だというのに明かり
実際にお店に行ってみると、まだ午前2時前だというのに明かりがついていた。仕込み中のようで、店内からペタペタとだんご汁のだんごをこねる音がする。お店のおじいさんに「もうやってますか?」と聞くと「できるよー大丈夫」とのこと。
野外にテーブルと椅子がある
店内で食べることもできるし、持ち帰りもできる。店内とはいえ、野外にテーブルと椅子があるため、雨が降っているときは厳しい。この日は雨が降っていなかったのでお店で食べることに。
手際よく作られるだんご汁
メニューはシンプル。メインはだんご汁(200円)のみ。トッピングでニンニク(50円)、玉子(50円)、天かす(50円)がある。
今回は贅沢にもトッピング全部入りのだんご汁オーダー。手際よく作られるため、オーダーから十数秒後には完成。
平べったいだんごが入っている
だんご汁には極めて柔らかく仕上げられた、平べったいだんごが入っている。野菜はざく切りキャベツ。その上にトッピングのニンニク、玉子、天かすが盛られている。
見た目はたぬきうどんに見えるが、テイストは豚汁に近い。ドロッとした汁が「作った次の日の豚汁」「煮込みまくった豚汁」のようなテイストでたまらなく美味。
すべてがヤミツキ! だんご汁
お店のおばちゃんによると、だんご汁はニンニクを入れると旨味が引き立つという。確かに、ニンニクを入れると薫り高くなるだけでなく、甘味と旨味が強く感じられた。
今回はノーマルのだんご汁も食べてみたが、これもまた美味。旨味が濃くて、しつこくない甘さ、そしてとろけるような柔らかさのだんご、すべてがヤミツキに。
そこで体験できるグルメは至高
撮影させてもらいつつお話を聞く。とりあえず午前3時から営業としているが、準備ができしだい食べられるという。閉店時間は午前8時だが、早く終わるときもあるので曖昧。不定休で、天候が悪いときは休むことが多いようだ。
不定休なうえに午前3時から営業の『だんご汁屋』。食べに行くにはハードルが高めの店だが、そこで体験できるグルメは至高だ。
午前3時にオープンして午前8時に閉店する、食べるハードルが高いだんご汁専門店『だんご汁屋』でだんご汁を食べたよ。贅沢に、ニンニク、天かす、玉子トッピング。すげーうめえぞ! ニンニク入ると、完全にラーメン二郎テイストだぜ! pic.twitter.com/2K42dU1zbi
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) September 10, 2023
ちなみに外で食べる 笑。値段も200円なので激安。だんご汁最強。個人的にはニンニクは必須な気がした。最初はトッピング全部入り。おかわりして2杯目はノーマルを食べるようにしてる。うまい! pic.twitter.com/mSrhQKXO1O
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) September 10, 2023