白血病で闘病したモデル・友寄蓮さんが献血の重要性を語る「誰かの役に立ちたいと思えた時はぜひ献血をして欲しい」

  by クドウ@地球食べ歩き  Tags :  

モデルの友寄蓮さん(28歳)は、高校生のときに急性リンパ性白血病で闘病生活を送ったという。その彼女が、献血の重要性をX(旧Twitter)で語り、大きな注目を集めている。

輸血に対して「輸血=事故」というイメージ

当初、友寄蓮さんは輸血に対して「輸血=事故」というイメージがあったという。ドラマや映画で、事故により輸血が必要というシーンが出てくることがあるが、そのイメージが強い人は多いはず。

友寄蓮さん「献血に救われたから自分もしたい!」

のちに友寄蓮さんの輸血に対するイメージは変わったようだ。白血病になると血液を自力で作れなくなり「薬ではどうにもならないものが輸血をすることでようやく治まる」とのこと。そして友寄蓮さんは「献血に救われたから自分もしたい!」という考えに至ったようだ。

以下は、友寄蓮さんの2023年6月と8月の献血に関するツイートである。

<友寄蓮さんのXツイート>

「まさか、自分が白血病で100回輸血をするなんて考えてもなかった!

わたしはずっと、輸血=事故のイメージがありました。駅で献血ルームの呼びかけは目にするけど、毎日そんなに事故に合う人いるのかしら…?認識はその程度。

✔︎輸血はダイレクトに感謝できる

入れた瞬間、体が暖かくなってきて「巡っている」のを感じます。ものすごーーく渇いた喉に染み渡るイメージ。

血液がんである白血病は、血液を自力で作れなくなってしまいます。となると貧血が起こるのだけど、これがしんどい。
薬ではどうにもならないものが、輸血をすることでようやく治まります。

✔︎人工的に作れないから、人の力が必要

献血に救われたから、自分もしたい!
自分ごとになって血液の必要性を感じましたーー
輸血経験者たちが口を揃えていう言葉。
でもね、輸血経験があると献血をすることはできません。

これを知った時は悲しかった。
献血する気満々だったし、助けられたお返しが出来ると思ったから。
呼びかけることしか出来ないのがもどかしい…

✔︎献血があったから

あの日、あの時、献血に協力をしてくれた方がいたおかげで今の幸せがあると思っています。
わたしはいつも輸血中に想像をしていました。

"どんな方が血液を分けてくれたのだろう?優しい人だといいな、ありがとうって言えたらいいのにな…"

だから今こうして、ありがとうって伝えられるのが嬉しいです!
治療中は何度も心が折れたけど、血液を通してたくさん勇気をいただきました。
応援してくれたこと、ありがとうございます!

そんな本日、6月14日は #世界献血者デー 。
献血者の方へ感謝をするとともに、血液製剤を必要とする患者様のために献血が欠かせないことを知ってもらう日です」

「慈善活動なり、人助けは自分が満たされていないと難しいと感じます。自分の器を満たせて、溢れたものがようやく他者愛。社会へ目を向けたかったら自分を満たす。誰かの役に立ちたいと思えた時はぜひ献血をして欲しいです」


献血の大切さをより深く理解

献血は人の役に立つこと。そしていつか、自分の役に立つかもしれない。それはわかっていても、献血をしたことがない人はいるはず。

あくまで自主的にしたいと思ったときにすべきだが、献血によって救われる命があることをリアルな体験談をもとに知ると、献血の大切さをより深く理解できそうだ。




※記事画像は埼玉県赤十字血液センター公式YouTubeチャンネルより

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