ジャニーズ事務所の創設者として知られている、ジャニー喜多川さん(本名:喜多川擴)。かなり以前から一部のメディアでジャニー喜多川さんによる性加害問題が報じられてきたが、2023年、BBCによる報道を皮切りに、大きく物事が動いた。いままで沈黙していた大手メディアが、徐々にジャニー喜多川さんによる性加害問題を報じるようになったのである。
ジャニー喜多川さんやベッドルームなどの動画を公開
そんななか、ジャニー喜多川さんから性的被害を受けてきた元ジャニーズJr.のカウアン・オカモトさんが、NewsPicksの動画番組にて、ジャニー喜多川さんや部屋、ベッドルームなどの動画を公開。大きな注目を集めている。
藤島ジュリー景子さんが謝罪
番組には、インターネット掲示板『2ちゃんねる』創設者の西村博之さん(ひろゆきさん)も出演。ジャニーズ事務所代表の藤島ジュリー景子さんが謝罪した件についても触れ、以下のようにコメントしていた。
<ひろゆきさんの動画内コメント>
「(藤島ジュリー景子さんは)何も認めないし、わからない。加害者が死んでいるからわからないという言い方をしてるんですよね。本来、事件って、被害者が死んでいるからわからないは成立するんですよ。でも、被害者はいるわけじゃないですか。被害者が「こういう被害がありました」と言ってて、それを「わからない」っておかしいですよね。でもメディアは「加害者死んでるんだったらしょうがないよね」とか「加害者生きてるときに何で言わなかったんだよ」みたいな、なぜか被害者を責めるモードになってたりして……。そこで売り上げをあげて成立して、豪華な生活をしていらっしゃる藤島ジュリーさんという社長がいるわけじゃないですか。それ、金儲けしている金どこから出たの? 違法行為したから生まれたんじゃないの? という話だと思うんですけど。取締であるにもかかわらず、裁判の結果で、被害者がいて、証言をして、裁判所に認められているというのも、見ているはずなのに、見てないことにしているじゃないですか」
また、ひろゆきさんは自身のTwitterでジャニーズ事務所の解散を提案し、「ジャニー喜多川氏の性加害で儲けてた事務所が対処をせずに金儲けを続けてるのはおかしい」ともコメントしている。
贖罪の日は訪れるのか
いま現在も、ジャニー喜多川さんから性的被害を受けたという人物が複数出てきており、これまでに性被害がジャニーズ事務所内で当たり前のように繰り返されてきた可能性も浮上している。そんな闇を孕みながら莫大な利益を得て成長してきたジャニーズ事務所。今後、罪が精算される日は訪れるのだろうか。
※記事イメージ画像はフリー素材サイト『写真AC』より