高知県土佐市の新居地区観光交流施設『南風』(まぜ)でカフェを運営しているオーナーと店長が「地域の有力者からの圧力でカフェを追い出されそうになっている」という情報がインターネット上で物議を醸している。
事実ならば大きな問題「地域の有力者からの圧力・パワハラ・セクハラ」
『南風』のカフェで店長をしている30代女性の「崖っぷちカフェ店長」さん。彼女が自身のTwitterで、地域の有力者からの圧力やパワハラ、セクハラがあったと激白。その内容はあまりにも卑劣で、事実ならば大きな問題といえる。
<崖っぷちカフェ店長さんのTwitterコメント>
「拡散お願いします 田舎はどこもこうなんですか? 地域おこし協力隊として東京から高知に移住したのに、地元の有力者に従わなかったら出ていけと言われました。市役所も言う通りにしろと言います。「Twitterで発信します」と言ったら「たかがSNSや」と鼻で笑われました。現状を知ってください」
【拡散お願いします】
田舎はどこもこうなんですか?
地域おこし協力隊として東京から高知に移住したのに、地元の有力者に従わなかったら出ていけと言われました。市役所も言う通りにしろと言います。
「Twitterで発信します」と言ったら「たかがSNSや」と鼻で笑われました。現状を知ってください。 pic.twitter.com/udCYfTK1pG— 崖っぷちカフェ店長@理不尽な退去通告、私物化されたNPO法人と戦う (@kurumi121422) May 10, 2023
東京から高知に移住してカフェ運営に成功。
ところが、地元有力者がカフェオーナーと店長を追い出して乗っ取ろうとして書類を偽造する。
土佐市の建物なのに役所も地元有力者に言いなり。
こういうのがあるから、地方を嫌がって都市部で起業を選ぶ人が増えるんですよねぇ。。。 https://t.co/qplTPQSXpA— ひろゆき (@hirox246) May 10, 2023
多くの応援の声やアドバイスが届いている
この情報はどんどんインターネット上で拡散していき、多くの人たちが知ることになった。崖っぷちカフェ店長には多くの応援の声やアドバイスが届いているようである。
注意喚起のコメントをツイート
そんななか、崖っぷちカフェ店長が「レジのおばちゃんはただのアルバイトなのでこの件には無関係です」「この件について話したり連絡したりひどい言葉をかけるのはやめてください」などと注意喚起のコメントをツイートし、注目を集めている。
正義感からなのか、一部の人たちが無関係の人たちに、厳しい言葉を浴びせているのかもしれない。
<崖っぷちカフェ店長のTwitterコメント>
「カフェが入っている南風という建物1階のレジのおばちゃんはただのアルバイトなのでこの件には無関係です。また、土佐市観光協会も市役所の組織ではないので関係ありません。この件について話したり連絡したりひどい言葉をかけるのはやめてください」
カフェが入っている南風という建物1階のレジのおばちゃんはただのアルバイトなのでこの件には無関係です。また、土佐市観光協会も市役所の組織ではないので関係ありません。この件について話したり連絡したりひどい言葉をかけるのはやめてください。
— 崖っぷちカフェ店長@理不尽な退去通告、私物化されたNPO法人と戦う (@kurumi121422) May 11, 2023
地元のおばあちゃんたち(生産者さんやNPO会員の方)もTwitterを見ておられるので、とても心配していました。しかし、「あんたは悪くない、頑張れ」と差し入れまで持ってきてくださいました。感謝に堪えません。地元の皆様の応援に応えたいです。営業、続けたいです。 pic.twitter.com/E35bplWqCX
— 崖っぷちカフェ店長@理不尽な退去通告、私物化されたNPO法人と戦う (@kurumi121422) May 12, 2023
情報拡散してくださった皆様、本当に有難うございます。有難いことに何社かメディアが取材に来てくださいました。皆様の協力がなければこの件は知られることなく私たちは泣き寝入りしかないと思っていました。皆様に心より深く感謝申し上げます。ただ、
— 崖っぷちカフェ店長@理不尽な退去通告、私物化されたNPO法人と戦う (@kurumi121422) May 12, 2023
応援の気持ちでしてくださっている事なのに大変恐縮ですが、土佐市観光協会やカフェ近隣店舗の職員さんはこの問題に関わっておりませんので、ご意見を伝えるのは控えて頂きたいです。また土佐町も土佐市とは別の自治体です。ご配慮に心より感謝いたします。
— 崖っぷちカフェ店長@理不尽な退去通告、私物化されたNPO法人と戦う (@kurumi121422) May 12, 2023
本日もカフェは営業しております!
Twitterでみなさまが情報拡散をしてくださったおかげで、沢山のお客さまに来ていただいております。また、こんな状況にも関わらず、土佐市内の方からたくさんの温かい言葉をかけていただいて涙が出ました。営業を続けられるよう、頑張って参ります! pic.twitter.com/dwBLA2mjzz— 崖っぷちカフェ店長@理不尽な退去通告、私物化されたNPO法人と戦う (@kurumi121422) May 12, 2023
想像以上の反響で恐縮しております。誤解しないで頂きたいのは高知県全体も土佐市も本当に良い場所で、私たち移住者を応援して下さる方、お野菜や果物をお店に提供して下さる優しいご年配の方々が数多くいるということです。ただ地元の悪しき習慣のせいで私たちが職を失いそうなのです。ご理解下さい pic.twitter.com/b0XZjVdl1i
— 崖っぷちカフェ店長@理不尽な退去通告、私物化されたNPO法人と戦う (@kurumi121422) May 11, 2023
攻撃的な行為をしても新たなトラブルを呼ぶだけ
崖っぷちカフェ店長が語っていることがすべて事実ならば、多くの人たちが不条理、無慈悲、不憫だと感じるだろう。助けるべく、怒りの声をあげたくなるのも理解できるが、だからといって攻撃的な行為をしても新たなトラブルを呼ぶだけかもしれない。
冷静に事象を見守っていきたい
真相はどうなのか、事実確認を進めつつ、冷静に事象を見守っていきたいところである。ちなみに、いま現在カフェは『南風』を追い出されておらず、営業中のようである。
※記事画像は崖っぷちカフェ店長のTwitterより