熊本ラーメンなのに名称が『くまもとらーめん ブッダガヤ』(神奈川県小田原市栄町3-14-14)。ブッダガヤといえばインドの地方都市で、仏陀と所縁のある聖地。それなのに『くまもとらーめん ブッダガヤ』。それはそれとして、ここのラーメン、極めて独特。
くまもとらーめん ブッダガヤ
JR小田原駅から徒歩5~6分ほどの場所にあり、住宅地にポツンとある食堂といった感じ。お店の外見はガッツリとグリーン。オールグリーン、パータン緑。そこに「くまもとらーめん ブッダガヤ」と書かれている。おもしろい。実におもしろい。
「これでいい」がこだわり
店内に入ると昔ながらの食堂。……というより、山の中にある個人経営の「儲かんなくていいや」って思ってそうな老夫婦がやってそうな雰囲気の店内。木のぬくもりを感じる。こだわりを感じる。雰囲気とかでわざとらしく余計なことしなくていいって思っていそう。それがこだわり。「これでいい」がこだわり。しらんけど。好き。
オーダーしたのはスタミナラーメン
カウンター席に座るとお水を出してくれました。嬉しい。ちょっと暑い日だったし、駅から歩いて疲れたのでうれしい。今回オーダーしたのはスタミナラーメン。野菜たっぷりなだけでなく、チャーシューと角煮が入ってるらしい。楽しみ。ちなみに店員のおばちゃんも店主のおじちゃんも優しい雰囲気。
ボリュームとして申し分ない感じ
数分して屋やってきたスタミナラーメン。見た感じ、とにかく具がぎっしり山盛り。大判のチャーシュー2枚、トロトロの角煮2個ほど、もやし、キャベツ、紅生姜そのほかいろいろ。これは食べ応えある。ボリュームとして申し分ない感じ。
スープの奥底に眠る麺をサルベージ
まずは薫り。ややワイルドな薫り。だがそれがいい。この良い意味での臭み、そういうのが食べたかったんだよ。ということで、さっそく具の中に箸を沈め、奥底に眠る麺をサルベージ。
唯一無二の麺ここにあり
なんじゃこりぉあああああああああああああああ! 干し豆腐のような食感。ボソボソというほどボソボソではないがボソボソで、ほろほろと崩れるように砕け、飲み込むまでワシワシワとした食感が永遠に続く。唯一無二の麺、ここにあり。
チャーシューはかなりパサパサ。まさにパサパサの神。角煮は超トロトロ。まさにトロトロの神。パサとトロ。ただ言っただけ。パサとトロ。
この麺を体験するためだけに行ってみて
好き嫌い、ハッキリしそう。だけどいろいろな総合評価として、筆者としては「家の近間に会ったら2週に1回通う」と感じ。好きかも。スキーくなくとも、この麺を体験するためだけに行ってみてほしい。最低でも一度は。
くまもとらーめんブッダガヤ。ラーメン屋らしからぬ店名のラーメン屋なのだが、なかなか個性的なラーメンで驚かされる。 pic.twitter.com/9gyeOPDrbO
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) April 6, 2023
くまもとらーめんブッダガヤのスタミナラーメンには角煮とチャーシューのダブル豚。麺は極めて独特で、煮えてるのか生なのか微妙で絶妙な仕上がりがまた奥深さを感じさせたりさせなかったり。店主めちゃくちゃ優しい。良きね! pic.twitter.com/H57nGd4Fad
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) April 6, 2023
ラーメン屋さん『くまもとらーめんブッダガヤ』は、唯一無二のここだけの麺を体験するために行く店。衝撃的だなぁ。 pic.twitter.com/j93OQL5pw5
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) April 9, 2023